しあわせの法則
★★★
製作:2002年 米国 上映時間:104分 監督:リサ・チョロデンコ
内容的には別段悪い映画ではないのですが、なんとなく昔の『私小説映画』を感じました。
また監督が優しかったのか、もう一歩深入りしないため、ストーリーにメリハリがなく、同じ場所をダラダラと堂々巡りをしているようでもありました。
この作品では母と息子の愛憎関係、ミュージシャン達の自由奔放な生態、恋愛のもろさなどが描かれていましたが、それぞれのテーマが噛み合わず焦点が定まっていないので、それぞれがどれも中途半端なまま終ってしまったようです。
そのうえ『セレンディピティ』ではキュートで天使のような愛くるしいヒロインを演じていたケイト・ベッキンセールも、今回はその魅力が十分に発揮されていなかったようですね。
またタイトルの『しあわせの法則』という意味は一体何だったのかピンときませんし、B級ホラー映画を思わせるラストシーンもいただけませんでした。
決して悪い映画ではないのですが、消化不良な1本だったかもしれませんね。
下記のバナーをクリックするとこの記事の人気度を確認できます↓↓↓
↓ブログ村もついでにクリックお願いします(^^♪
| 固定リンク | 0
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ゴジラ-1.0(2023.11.28)
- ファイナル・スコア(2023.11.16)
- オルカ(2023.10.31)
- ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2023.10.22)
- エデンの東(2023.10.14)
コメント