幸せをつかむ歌
★★★★☆
製作:2015年 米国 上映時間:101分 監督:ジョナサン・デミ
ひとことで言えば、ロックスターを夢見て家族を捨てた老女のお話で、ストーリー構成も単調のようだ。ところがメリル・ストリープが主演だと、単調という枠には収まり切れないから不思議と言うより偉大である。
またメリルそっくりの実娘が、そのまんま娘の役柄で登場しているのだ。さらにはプロの歌手以上、と言いたくなるほど迫力あるメリルの歌声に圧倒されっ放しになってしまう。これで彼女はなんと今年67歳になるのだから、ビックリぽんも良いところである。
いずれにせよ本作は、メリルの一人舞台であり、彼女が歌う曲に乗れるかどうかが評価の分かれ目であろう。私自身はラストシーン同様に、大いに乗れたので、ついつい評点が高くなり過ぎてしまったのかもしれない。
それにしても、なぜか本作は上映館が少ないのだ。そのお蔭か有楽町駅前にあるヒューマントラストシネマでは、上映30分前から満員御礼となり、なんと私は最前列で首を後ろに折り曲げて鑑賞する羽目になってしまったのである。トホホホ、今日も首が痛いぜよ。
下記のバナーをクリックするとこの記事の人気度を確認できます↓↓↓
↓ブログ村もついでにクリックお願いします(^^♪
| 固定リンク | 0
コメント