ファミリー・ツリー
★★★★
製作:2011年 米国 上映時間:115分 監督:アレクサンダー・ペイン
妻が事故に遭って寝たきりに、そのうえ彼女は生前に離婚を決意するほどの浮気をしていた。という悲しいテーマなのである。だがゆるいハワイアンと大らかな景色、さらには夫のマット・キングを演じたのがジョージ・クルーニーということもあり、不思議なほど憂鬱な気分にならないのである。それがジョージの魅力なのだと言ってしまえばそれまでだが…。また本来なら浮気するほうの役柄が似合っているジョージが、浮気される側の役を演じたのも面白かったね。
原題は『THE DESCENDANTS』(子孫)なのだが、どうして邦題は『ファミリー・ツリー』となってしまったのだろうか。もしかすると、少しぐれていた長女がかなり魅力的で、実はかなり家族思いだったというところから発想したのかもしれないね。またその長女の彼氏も、最初のうちはおバカなだけの男かと思ったのだが、実は結構いい奴だったりするところも好感が持てるのだ。そしてラストシーンが、まさに『ファミリー・ツリー』のようだったよね。是非家族揃って、いや高校生以上の家族でこたつにでも入りながら観たい映画である。
下記のバナーをクリックするとこの記事の人気度を確認できます↓↓↓
↓ブログ村もついでにクリックお願いします(^^♪
| 固定リンク | 0
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 流浪の月(2024.10.11)
- シャイロックの子供たち(2024.10.08)
- スイート6ストーリーズ『恋するダイアリー』(2024.10.01)
- ちょっと思い出しただけ(2024.09.28)
- トップガン マーヴェリック(2024.09.21)
コメント