砂と霧の家
★★★☆
製作:2003年 米国 上映時間:126分 監督:ヴァディム・パールマン
役所のミスによって税金滞納と認定され、競売によって落札された家を巡って、元持主のJコネリーと落札して入居したイラン人家族の争いを描いた作品。サスペンス風のヒューマンドラマといったジャンルなのだろうか。主な登場人物は、上記の人物にJコネリーの恋人役の警官を加えた5人に絞られるのだが、それだけに心理サスペンス風味が濃厚に漂ってくる。
幻想的な映像と美しい音楽、そして渋いストーリーに、主演のJコネリーもかなり魅力的である。だが米国映画にしては珍しく退廃的で、かなり暗い気分になってしまうところが辛い。それにラストシーンは、余りにも救いがなさ過ぎる。もちろんこの作品にハッピーエンドは似合わないが、もう少しなんとかならないのかと、少し不愉快な気分に襲われてしまったのが残念であった。
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