夜明けの街で
★★★
製作:2011年 日本 上映時間:129分 監督:若松節朗
原作は累計120万部を突破した東野圭吾のベストセラー小説である。また東野にしては珍しく不倫を軸に置いた作品で、彼の新境地といえる作品と言ってよいだろう。
ただ残念ながらこの原作は未読であり、全く予備知識のないままこの映画を観て、なぜこんな作品がベストセラーになったのだろうかと疑問に感じた。多分それは原作のせいではなく、映画の脚本構成がいまひとつだったのと、主人公のミスキャスト振りが目立ったことが原因ではないだろうか。
前半の不倫部分は目新しさはないものの、かなりドキドキして現実感もあった。ところが後半のサスペンス部分が、取って付けたような安易な展開で全く説得力がないのである。
また主人公の渡部を演じた岸谷五朗が松井秀喜そっくりで、なんだか不倫ドラマには全くそぐわない。ここはもう少し弱々しい優男風の男優を起用したほうが良かったのではないだろうか。
一方の悪女を演じた深キョンのほうは、まさにはまり役で、こんなに可愛い小悪魔に誘われて断ることが出来る男はいないはずだ。ただヌード無しと言うのは、本格女優を目指すにはまだまだ甘いね。まあいずれにせよ、一度原作を読まねばなるまい。
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