グッドナイト・ムーン
★★★☆
製作:1998年 米国 上映時間:125分 監督:クリス・コロンバス
NYで活躍する気鋭の女性カメラマン・イザベルをジュリア・ロバーツが演じるヒューマンドラマである。イザベルは弁護士のルークと恋に落ち、同棲をはじめたのだが、ルークには先妻ジャッキーとの間に2人の子供がいた。
イザベルはなんとか子供たちと仲良くなりたいと奮闘するのだが、子育て経験のない彼女に二人の子供達との付き合いは、なかなか難しかった。まだ小さい弟はともかく、その姉のほうは思春期でことごとく反抗してくるのだ。
結局子供たちは先妻のジャッキーにばかりなつき、イザベルはどうして良いのか分からない。それどころか、好調だった仕事のほうにも支障をきたすありさまだ。ところがある出来事をきっかけに義理の娘との関係が良好になる。すると今度は実の母であるジャッキーのほうがイライラし始めるのであった。
こうして女同士の子育て合戦が始まるのだが、実はジャッキーは末期癌に侵されていたのである。なぜ彼女は癌に侵されたのだろうか、まず癌ありきでその経緯や説明が全くないのだ。なんとなく女同士が丸く収まるように、無理矢理取って付けたような設定のような気がする。また子持ちで年寄りの癖に、なぜルークばかりが若い女に持てるのだろうか。その辺りの描き方もかなり希薄な気がするので、いま一つのめり込めないのだ。
またいろいろと描き足りない割には、逆に余計なことがダラダラと全体的に長過ぎて退屈感を拭えなかった。まあ簡単に言えば、脚本創りが余り上手ではなかったのだろう。
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