コープスパーティー
★★★☆
製作:2015年日本 上映時間:93分 監督:山田雅史
タイトルの『コープスパーティー』とは、廃校を舞台に繰り広げられるホラーアドベンチャーゲームなのだという。だが何故今頃になって、あのPC98版が元祖だというレトロなゲームが映画化されるのだろうか。そのあたりの経緯は全く読めない。
さてストーリーのほうは、文化祭の後片付けに追われていた数人の男女高校生たちと女性教師が、ずっと友達でいられるおまじないだと信じて『幸せのサチコさん』を実行してしまう。ところがそれは、幸せどころか、恐怖と不幸を呼び込む呪いのおまじないだったのだ。そのおまじないにより、大地震が発生しあっという間に教室が潰れてしまう。しばらくして気が付くと全員が閉鎖された異空間に放り込まれていたのである。
そこで高校生たちは、恐怖のハンマー男と、舌をちょん切られた小学生の幽霊たちによって次々殺害されてゆく。一体ここは何処なのか、何の恨みでこのような状況を産み出したのか。全員殺されてしまうのだろうか。いや誰かが元の世界に帰ることが出来るのだろうか。
気味の悪い映像に不安と恐怖と謎が渦巻く摩訶不思議な世界。ただそれほど怖くもなく、幼稚な演出と演技、低予算の製作費がぷんぷんと臭ってくる作品である。だがただ単に大きな音を立てたり、お馴染みの化け物が登場するだけの最近のホラーに比べれば、ずっとましなホラー映画なのかもしれない。
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