エンド・オブ・ホワイトハウス
★★★☆
製作:2013年 米国 上映時間:120分 監督:アントワーン・フークア
北朝鮮系のテロリストグループが、訪米した韓国首相護衛隊に紛れ込んで大統領を拉致し、ホワイトハウスを占拠する。挙句は核兵器に係る機密コードを盗んで、全米いや世界中を震撼させるのである。
とにかくテンポが良く、かつ重量感漂う迫力あるアクションシーンは、さすがハリウッド映画だと唸ってしまう。それにしても、SWATが24時間態勢で警戒し、地対空ミサイルまで配備されているという鉄壁の要塞を、僅か13分で制圧してしまうほど北のテロリストは強力なのだろうか。またミサイルを跳ね返してしまう防御スクリーンの開発までされているとはね・・・。
もしこれが、首相官邸にドローンが飛ばされたのも気付かなかったほど平和ボケしている日本だったら、きっと僅か10秒程度で制圧されてしまうだろう。とは言っても、いくら映画でも北のテロリストが凄すぎるし、米国の防御体制もお粗末過ぎるのではないだろうか。なんだか観ていて無性に腹が立ってしまった。
それをジェラルド・バトラー扮する元シークレット・サービス一人の活躍によって、全てが解決してしまうと言うのも如何なものか。ダイ・ハード同様ほとんどスーパーマンの世界なのだ。そしてどんなに窮地に陥っても決してジョークを忘れない。またラストの締め方も、呆れるほどアメリカ人好みで単純明快ではないか。
それでも四六時中ハラハラドキドキするし、ラストには思わず万歳したくなってしまうのだから、ハリウッド映画とは大したものである。アメリカって、本当に分かり易い国なんだなあとつくづく再感せざるを得ない。
ところでなぜ同じ時期に、『ホワイトハウス・ダウン』という似たような映画が製作されたのだろうか。なんだかこちらのほうも気になってしょうがないな・・・。
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