寄生獣 完結編
★★★☆
製作:2014年日本 上映時間:118分 監督:山崎貴
原作マンガの完成度の高さにつられて前作を観てしまったのだが、邦画としてはCGやVFXの出来に感心したものの、ストーリーの省略度が激しく、いま一つだというイメージが残っていた。だからそれほど観たくもなかったのだが、やはり続きを観ないわけにもゆかず、渋々地元のシネコンで観ることになってしまった。
さて地元の映画館が集客力がなかったのか、本作が面白くないのか、終映日が近づいていたからか。いずれにせよ、いくら平日の昼間とはいえ、観客三人とは余りにも悲し過ぎるよね。エアコンの冷たさが、シミジミと肩に染み込んでくるような気がした。
なんといっても本作最大の見どころは、深津絵里扮するところの田宮良子が、公園で射殺されるシーンだろう。彼女の透き通るような美しさと、その演技力も素晴らしいけれど、赤ちゃんの表情がとても良かったね。原作を読んでいるので、全ての結果は分かっていたのだが、このシーンでは不覚にも涙を流してしまった。
それからクライマックスの後藤とのバトルにも期待していたのだが、浅野忠信の存在感は十分堪能したものの、やはり前作同様いろいろと省略が著しい。原作以上に派手な映像には納得するものの、何せ戦闘シーンが単調で短過ぎたのはかなり残念である。
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