ニンジャ・アベンジャーズ
★★★☆
製作:2013年 米国 上映時間:94分 監督:アイザック・フロレンティーン
甲賀流忍者の修行をした米国人ケイシーは、道場主の娘である武田波子と結婚して幸せな日々を送っていた。ところがある日、ケイシーがちょっと留守にした隙に、何者かの襲撃により妊娠中の妻が惨殺されてしまうのだった。リベンジに燃えたケイシーは、犯人と思われる麻薬密売組織のボスに戦いを挑み、ミャンマーのジャングルへ向かうのだが・・・。
よくある米国製の日本武術映画であるが、それほど日本を曲解した感が無かったし、妙な日本語を使う韓国人や中国人を日本人役として使っていないところには好感を持った。それに何と言ってもケイシー役のスコット・アドキンスと先輩役を演じたケイン・コスギの肉体美とスピーディーアクションが凄い迫力なのだ。
またボス役を演じた菅田俊の渋くて凄味の漂う佇まいには、思わず身震いしてしまったほどである。今でもこんな俳優が居たんだと、改めて自分の無知さを痛感してしまった。
ただストーリーのほうは直線的でハチャメチャな感があるし、「忍者」と言っても終盤の衣装だけで、その実態は「空手家若しくは武術家」ではないか。忍者を期待してこの映画を選択したのだが、タイトルに騙された気がしたのは私だけではないはずである。まあそれでも身体を張った生アクションが好きな人には必見の映画かもしれない。
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