アダプテーション
★★★
製作:2002年 米国 上映時間:115分 監督:スパイク・ジョーンズ
『マルコビッチの穴』を作った同監督の自伝ともいうべき、またまた変ちくりんな映画である。
それにしても主演のニコラス・ケイジが、性格の正反対の双子役を、1人2役で上手に演じていたのが印象的であった。ただ前半のストーリーは、ありきたりの日常を淡々と描いているだけで、地味で『退屈きわまりない状態』が延々と続くのでご注意。
ところが後半になって話が急展開し、何故か急にアクション映画へとチェンジしてしまうのである。この変わり様には、ちょっとついてゆけないし、前後の繋がりにも違和感を感じてしまうだろう。
またせっかくはまり役のインテリ女史を演じていたメリル・ストリーブを、後半であそこまで貶めたのも許せない気がする。
同じ変な作品でも『マルコビッチの穴』は、一風変わった味のある面白い映画であった。しかしながら本作のほうは「大いなる駄作」のような気がしてたまらないのは私だけであろうか。
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