« 時のむこうに | トップページ | フォックスキャッチャー »

2015年3月 1日 (日)

きっと、星のせいじゃない。

★★★

製作:2014年 米国 上映時間:126分 監督:ジョシュ・ブーン

 どこかで見たようなポスターだと思ったら、2007年製作の『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のポスターとそっくりじゃないの。また主役の男優さんもどこかで見たことがあると思ったら、これも『貴乃花親方』にそっくりなのだ。(笑)

Kito_3
 お話はよくある「難病ものラブストーリー」である。古くは『ある愛の詩』に始まり、邦画では『世界の 中心で、愛をさけぶ』などが記憶に新しい。
 だがもう私には「難病ものラブストーリー」はわざとらしくて余り美味しくない。ただ従来の「難病ものラブストーリー」では、恋人のどちらか(主に女性)が、難病に冒されるというパターンだったのだが、この映画では男女共に難病状態という設定なのが変わり種かも・・・。

 ということで、館内は若い女性たちで溢れかえっていた。おそらくおじさん一人というのは私だけだったかもしれない。
 もちろん悪い映画ではないのだが、それにしても前半は睡魔に襲われ、もう少しで爆睡してしまうところだった。

 ところでラストが近づいてくると、あちらこちらですすり泣きの声が聞こえる。何がどうして悲しいのだろうか・・・。もちろん、真っ直ぐ純粋に死と向き合いながらも、常に前向きに生きていこうとする若い二人には拍手を送りたい。
 ただこの映画を観て、素直に感動するにはだいぶ年をとり過ぎてしまったようである。ヤフーなどではかなり高評価を得ているのだが、ネット評価のほとんどは、若者に委ねられているからであろうか。

下記のバナーをクリックするとこの記事の人気度を確認できます↓↓↓

人気blogランキングへ

人気ブログランキングへ

↓ブログ村とクル天↓もついでにクリックお願いします(^^♪

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

| |

« 時のむこうに | トップページ | フォックスキャッチャー »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: きっと、星のせいじゃない。:

» 『きっと、星のせいじゃない。』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「きっと、星のせいじゃない。」□監督 ジョシュ・ブーン□脚本 スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー□原作 ジョン・グリーン□キャスト シャイリーン・ウッドリー、アンセル・エルゴート、ローラ・ダーン、        ウ...... [続きを読む]

受信: 2015年3月 4日 (水) 08時56分

» きっと、星のせいじゃない。★★★★ [パピとママ映画のblog]
ジョン・グリーンのベストセラー小説「さよならを待つふたりのために」を基にした青春ロマンス。ガン患者の集会で出会った若い男女が恋に落ち、憧れの作家と対面しようとオランダへ旅する姿などを追う。『ダイバージェント』に出演したシャイリーン・ウッドリーとアンセル...... [続きを読む]

受信: 2015年3月 6日 (金) 19時12分

» 予め死を受け入れた二人のために~『きっと、星のせいじゃない。』 [真紅のthinkingdays]
 THE FAULT IN OUR STARS  17歳のヘイゼル・グレース(シャイリーン・ウッドリー)は、甲状腺ガンが肺に 転移し、酸素ボンベが手放せないながらも小康状態を保っていた。母(ローラ ・ダーン)の薦めでガン患者が集う会に参加した彼女は、骨肉腫により右足を 切断した、18歳のオーガスタス(アンセル・エルゴート)と出逢う。  アメリカで大ヒ...... [続きを読む]

受信: 2015年3月10日 (火) 20時49分

» きっと、星のせいじゃない。 [映画的・絵画的・音楽的]
 『きっと、星のせいじゃない。』をTOHOシネマズ渋谷で見てきました。 (1)時間的な余裕があるときにはこうした純愛ラブストーリーも良いのでは、と思って映画館に行ってみたのですが、案の定、女子高生が大部分でした。  本作(注1)は、17歳で末期ガンを患っている少...... [続きを読む]

受信: 2015年3月13日 (金) 06時45分

« 時のむこうに | トップページ | フォックスキャッチャー »