« 28日後 | トップページ | 薄氷の殺人 »

2015年1月27日 (火)

ジミー、野を駆ける伝説

★★★☆

製作:2014年 英国 上映時間:109分 監督:ケン・ローチ

Jimy
 舞台は1930年代のアイルランド。庶民の自由のために戦った活動家の実話をもとに描いたヒューマンドラマである。
 主人公の活動家ジミーは、アイルランドの内戦中に共産主義者とみなされ、アメリカに逃亡していた。やがて内戦終結から10年の時が流れ、ほとぼりが醒めた頃合いに、故郷の田舎町に帰ってくる。
 そしてかつての仲間たちや若者たちと共に、10年前にダンスやスポーツや芸術を楽しんだホールを復活させるのだった。それによって住民たちには活気が戻り、ジミーの人気は沸騰してゆくのだが、それを好ましく思わない老神父が10年前と同様に邪魔をする。

 とにかく緑色が抜群に美しい映像で、心が癒されることは間違いない。またホールでのダンス風景が実に楽しい。そんな中でジミーと10年前の彼女の切ない再開と、お互いに好いていながらどうにもならない現実との狭間で苦悩する二人の心情にも胸を痛めてしまうだろう。
 ただアイルランドの歴史や、当時の教会の背景にある思惑などを我々は理解出来ないため、なにか奥歯に物が挟まったような中途半端な感動しか湧いてこなかったのが非常に残念であった。

下記のバナーをクリックするとこの記事の人気度を確認できます↓↓↓

人気blogランキングへ

人気ブログランキングへ

↓ブログ村とクル天↓もついでにクリックお願いします(^^♪

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

|

« 28日後 | トップページ | 薄氷の殺人 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/21640/58724562

この記事へのトラックバック一覧です: ジミー、野を駆ける伝説:

» ジミー、野を駆ける伝説 ★★★ [パピとママ映画のblog]
『麦の穂をゆらす風』などのケン・ローチがメガホンを取り、1930年代のアイルランドを舞台に、庶民の自由のために戦った無名の活動家を描くヒューマンドラマ。 あらすじ:1932年のアイルランド。内戦終結から10年が経過し、元活動家のジミー・グラルトン(バリー・ウォー...... [続きを読む]

受信: 2015年1月27日 (火) 19時59分

» 大地と自由~『ジミー、野を駆ける伝説』 [真紅のthinkingdays]
 JIMMY'S HALL  1932年、アイルランド。内戦の傷が未だ癒えないこの国に、元社会活動家 のジミー・グラルトン(バリー・ウォード)が約10年ぶりに帰って来る。彼は故郷 の村で、年老いた母と静かに暮らすことを望んでいたが、村の若者たちはか つて人々が集った 「ホール」 の再建をジミーに懇願する。  英国の名匠、私が一番好きな映画監督の一人で...... [続きを読む]

受信: 2015年1月31日 (土) 05時56分

» 映画:ジミー、野を駆ける伝説#160; JIMMYS HALL 新年早々こんな佳作に出会えるとは、縁起がいいかも! [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
いつの時代も同じ。 人が集まり、新しい意見が出てくると、古い体質に染まった旧利益団体側とのせめぎ合いが発生するのは、世の常。 社会派ケン・ローチの新作は、そんな文脈の作品。 時代は、1930年代のアイルランド。 主人公のジミーは10年前、一般の人々が芸術...... [続きを読む]

受信: 2015年1月31日 (土) 10時45分

» 「ジミー、野を駆ける伝説」 [ここなつ映画レビュー]
どのケン・ローチ監督作品も、社会的・政治的に抑圧された人々に対する愛と激励に満ちている。真面目に送られてくるメッセージを真面目に受け止める、その力を試されているような気がしてならない。この作品を鑑賞し終えて、今まで自分がほとんど無知だったアイルランド現代史を、簡略にでも紐解く必要があると感じた。しかし、アイルランド史を遡って紐解く事は、あまりに複雑であり、一朝一夕にはできない。そこで、劇場パンフレットに載っていた解説を拝借しつつ、簡単に見ていくことにしよう。アイルランドは、イギリスからの独立を巡って... [続きを読む]

受信: 2016年1月17日 (日) 13時01分

« 28日後 | トップページ | 薄氷の殺人 »