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2014年11月29日 (土)

花宵道中

★★★☆

製作:2014年 日本 上映時間:102分 監督:豊島圭介

Adachi
 江戸末期の新吉原が舞台。よくある花魁と若者との許されぬ恋を描いた作品である。それにしてもこんなエロっぽい映画なのに、映画館は若い女性たちで超満員なのだ。
 その理由があとで分かった。女による女のためのR-18文学賞』で大賞と読者賞を受賞し、ベストセラー作家となった宮木あや子の小説が原作だったからである。

 主演の朝霧を演じた安達祐実の濡れ場とヌードが話題になっていた。だが童顔で小柄な彼女に花魁は似合わない。前半はどうみても子供が七五三の衣装を纏っているようで痛々しく感じられた。
 また妹分の八津を演じた小篠恵奈が長身で現代的な風貌のため、よけい安達が子供ぽく見えてしまったようだ。小篠には申し訳ないが、これは安達が花魁を演じたこと以上に完全なミスキャストではないだろうか。

 いずれにせよ、それは中盤以降になると余り気にならなくなった。それは安達の演技力と原作の妙だったからであろうか。最初から最後まで、終始暗い展開が続いたのだが、歌舞伎を観ているような煌びやかさに包まれ、悲壮感漂うラストさえ、切ない可憐さに拭われた気分であった。まさにいやらしさや毒を抜いた、女性向けのエロ作品と言えよう。

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