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2014年10月12日 (日)

海を感じる時

★★★

製作:2014年 日本 上映時間:118分 監督:安藤尋

Umikan
 時代背景が一昔前の昭和時代のようで、テーマも当時流行った『同棲時代』風である。そして暗くてジメジメとした展開に終始する。切ないと言うより、痛々しいと言った雰囲気が漂う。

 私自身はこの時代に、やはり暗い青春を謳歌したはずなのだが、なぜ今さらこのような古い感性をテーマにした作品が創られたのか疑問を感じてしまった。もういつまでも辛い過去を引きずるのは勘弁して欲しいね。また過去と現在の往復がしつこ過ぎることと、主役二人の心情の変化が不自然で不可解なのも、いまひとつ感情移入できない原因かもしれない。

 それに予算が少ないと、どうしても間を持たせるため、苦し紛れに無意味な性描写を重ねてしまう悲しさから逃れられない。本作もその常套手段を選択をせざるを得ず、全ての負担を市川由衣に押し付けてしまったような気がしたのは私だけであろうか。

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