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2014年9月 6日 (土)

蝉しぐれ

★★★☆

製作:2005年 日本 上映時間:131分 監督:黒土三男

 藤沢周平原作の時代劇で、NHKのTVドラマとしても放映されているので、ご存知の方も多いだろう。ストーリーは山形小藩でのお家騒動と、それらに関わった下級武士の生きざま、そして幼な馴染みの男女の悲恋を中心に描いている。

 この映画では、北国の四季や、落ち着いた古い民家などが、美しく情緒的な映像で再現されており、観る者の心を和ませてくれるだろう。
 ただ山田洋次監督の『たそがれ清兵衛』や『隠し剣鬼の爪』での壮絶な殺陣を期待すると、失望してしまうので要注意。この作品はあくまでも武家社会のしきたりと、それらに殉じた男女のラブストーリーなのだと考えておいたほうが無難であろう。

 そしてこの作品の最大のハイライトは、ラストシーンの、市川染五郎と木村佳乃の、淡雪のような切ない再開シーンであり、染五郎が『ふく』と呼び捨てにする場面だ。ここで「辛抱」することと「思いやり」ということが、日本人だけに解かる心の原点であることを再認識し、我々はとどめなく涙を流すだろう。これはたぶん今も昔も、私たちが日本人である限り決して拭い去ることの出来ない伝統なのかもしれない。

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二十年、人を想いつづけたことがありますか。 「忘れようと、忘れ果てようとしても、 忘れられるものではございません」  「文四郎さんのお子が、私の子で、  私の子どもが文四郎さんのお子であるような  道はなかったのでしょうか」 ■監督・脚本 黒土三男■原作...... [続きを読む]

受信: 2014年9月11日 (木) 17時31分

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