あいときぼうのまち
★★★☆
製作:2013年 日本 上映時間:126分 監督:菅乃廣
オープニングからいきなり恥毛丸出しの少女が登場したので、一体この映画は何なのと思ってしまった。脚本を書いたのがあの若松孝二監督の弟子である井上淳一ということで、前半は若松臭がプンプンと漂い、色んな話が交錯してよく分からない話だと思った。
ところがよく観ていると、この作品は終戦間際の1945年、原発建設開始時の1966年、東日本大震災が勃発した2011年、そして現在の4つの時代をパラレルに描いているのだ。そしてそのテーマは全て福島と原子力であり、最後にはそれぞれの時代の主力登場人物が全てリンクしてくるという見事な収束を描いている。
ただ一見主役風の若い男女二人には全く共感を持てなかったし、全般的に俳優さんたちの力量不足を感じたせいか、いま一つスクリーンの中に溶け込めなかったのが心残りである。そんな中で、ただ一人美人祖母役を演じた夏樹陽子だけが光輝いて見えたのは、唯一の救いであろうか。
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