300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~
★★★
製作:2014年 米国 上映時間:103分 監督:ノーム・ムーロ
2007年に製作された『300 <スリーハンドレッド>』の続編であり、前作で命を散らしたスパルタのレオニダス王に代わってペルシャ軍に挑む、アテナイのテミストクレス将軍と彼が率いる兵士たちの激闘を活写している。
やはり続編とかシリーズものは、観るべきではなかった。全体的なスケールやVFX技術は前作を上回り、残酷的とも言えるリアルな映像にも驚かされたのだが、何といっても初回作のような驚きと感動はない。また主人公のテミストクレスを演じたサリヴァン・ステイプルトンに、前作の主人公レオニダスを演じたジェラルド・バトラーのような存在感が無いのが悲しかった。
それにアクションに次ぐアクションで、人間劇がほとんどない。唯一エヴァ・グリーンが演じた敵役アルテミシアにだけ、ストーリーの臭いを感じただけである。また彼女と主人公の戦闘的セックスシーンもなかなか見ものであった。ある意味で主役のサリヴァン・ステイプルトンを食ってしまった感のあるエヴァ・グリーンであったが、敵役のため最後に敗れてしまうのが残念に感じてしまった。
またせっかく神王になったペルシャ王の登場が少なく、中途半端だったのが解せない。もしかすると「300」をシリーズ化し、次回作で本格的に活躍させるつもりなのであろうか。
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