★★★
製作:2013年 英国 上映時間:108分 監督:エドガー・ライト
平日の午後4時という不幸な時間帯であったとしても、観客が僅か5人というのは余りにも寂しい限りである。その理由はこの映画を観てすぐに分かってしまった。余りにもバカバカしくてえげつないからである。この内容では平日の昼間に映画を観れる女性や年配者に敬遠されてしまうからであろう。
この映画は青年時代につるんでいたオヤジ5人組が、久し振りに揃って故郷の町に帰り、パブのはしごをしながら大暴れをするというおバカな映画である。中年酔っ払いオヤジたちのドタバタロードコメディーというと『ハングオーバー』と全く同じじゃないの。
ところがどっこい、この作品はもっと阿保らしいのだ。コミカルなSF仕立てで、なんと不気味な住民たちが突如襲いかかってくるは、地球が征服されそうになるとか、かなり悪乗りしているのだ。はじめはもしかすると、酔っ払いたちが酔いつぶれて観た夢~という夢落ち映画なのかと思っていたのだが、そうでもないらしい。
この映画のオープニングは『スタンドバイミー』ではじまり、だんだん『ハングオーバー』ぎみになり、パブのトイレでいきなりプロレスごっこかと思いきや、急にオドロオドロしい雰囲気が漂いはじめ、『遊星からの物体X』と『光る眼』になってしまうのである。オマージュなのかパロディーなのかパクリなのかさっぱり訳が分からん。そしてハチャメチャ大暴れがはじまり、いつの間にかアクション映画に・・・。さてさて一体どうやってラストに繋げるのだろうかと思ったら、いきなりあっけなくジ・エンドなのだ。
一体この映画は何なの何が言いたいの。まあ好き嫌いは別にして、ユニークな映画であることは万人が認めるであろう。
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