ブロークン・アイデンティティ
★★★
製作:2012年メキシコ 上映時間:104分 監督:ダビド・ルイス
個人情報がシステムによって管理され、網膜スキャンで人類のID照会が可能となった近未来のお話。だが近未来と言っても、電子機器以外は全く現代そのままなので、余りSF作品を意識することはなかった。
この映画では、謎の組織に追われている記憶喪失の青年をかくまう医師の奔走を描いている。だがなぜこの医師は力もないくせに、仲間と家族や世間に膨大な迷惑をかけてまでも、この青年を擁護し続けるのかが全く納得できない。というよりだんだん腹が立ってきた。それでラストは元の木阿弥。一体何のために今までバタバタしていたのだと怒鳴りたくなってしまった。
ラストの新感覚な結末や、記憶喪失青年の正体などは、なかなか捻りが利いていて面白かったのだが、何と言ってもそれまでの展開が余りにも退屈過ぎる。それにあの謎の組織が、なぜあれほど滅茶苦茶に殺人を犯してゆくのかも全く理解できない。それになぜ警察は出てこないの。かなり釈然としないし、イライラ感だけが残ったのは私だけだろうか。
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