トランス・ワールド
★★★★
製作:2011年 米国 上映時間:90分 監督:ジャック・ヘラー
人里離れた森の中で、ガス欠となった車で夫を待つサマンサという女。いつまで待っても戻ってこない夫を探して森の中を彷徨っていると、小さな小屋を見つけるのだが、そこで同じように車が故障して立ち往生しているトムに遭遇する。さらに暫くすると、たしか冒頭シーンで強盗をしていたと思われるジョディと名乗る女が現れるのである。
はじめはギクシャクしていた三人だが、時間の経過とともに次第に打ち解けあい協力して森の中から脱出しようと試みるのだが、森の中を歩いていると、いつの間にかまたこの小屋の前に辿り着いてしまうのだ。さらに不思議なことに、三人それぞれの生きていた西暦が全く異なっているのである。そのうちどこかで銃声が聞こえ、ドイツ兵と思われる人物が侵入してくるのであった。
登場人物が少なく、場所もほとんど森の中だけという超低予算映画であり、なんだかTVドラマの『ミステリーゾーン』を観ているような気分だ。ただアイデアと企画がしっかりしているので、単調なシーンを観ていても退屈しないし、次はどうなるのかとゾクゾクしながら楽しんで鑑賞することが出来た。
またトムを演じた俳優が、若き日のクリント・イーストウッドに似ているなあと思ったら、なんとスコット・イーストウッドという名で、クリント・イーストウッドの息子だという。似ているはずだよなあ。いずれにしても、ちょっと「掘り出し物」だね、と言っても良い超B級映画であった。
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