キャビン
★★★
製作:2011年 米国 上映時間:95分 監督:ドリュー・ゴダード
男女5人の若者たちが、休暇を楽しむため人里離れた山小屋を訪れバカ騒ぎ。そして地下室で気味の悪い古ぼけたノートを発見し、そこに記された呪文を唱えてしまい、墓場からゾンビたちが蘇ってしまう。
なんとまさにあの『死霊のはらわた』のパクリ、いやオマージュかと思えば、どうやらパロディーのような気がする。まあそれはどちらでもよいのだが、このパロディーが延々と後半まで続いてゆくのは勘弁してもらいたかった。
その後一転して、急に怪物や化け物たちの総進撃となって、大殺戮アクションが始まったと思ったら、なんと突如シガニー・ウィーバーが登場して殴り合いを始める。何だこりゃあ、と思う間もなく厭世的なエンディングでサヨウナラなのだ。
予告編で、「ここまではよくある話。だが、ここから先の展開は絶対に読めない。賭けてもいい。絶対に、読めない。」と挑発し、なにやら『キューブ』を彷彿させるポスターといい、確かに人の気を引く宣伝力だけは大したものである。
だがホラーとして観ると全く恐くないし、終盤の怪物総進撃やマンガそのもののラストシーンには、苦笑いがとまらない。そりゃあトンデモ出鱈目な結末にすれば、誰だって「ここから先の展開は絶対に読めない」に決まってる。観客をコケにするのもたいがいにして欲しいものである。
まあしかしながら、ワンポイントアイデアと宣伝・企画力に敬意を表して、★を3つ献上することにした。あとは好みの問題もあるので、何とも言い難いが、時間があれば自分の目で観て確かめてもらいたい。
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