HK/変態仮面
★★★
製作:2013年 日本 上映時間:105分 監督:福田雄一
サド女王の母親とマゾ刑事の父親の間に生まれた色丞狂介は、女性の生パンティーを頭に被ると超人となる。それで強盗を退治して一躍ヒーローとなってしまう。原作は「週刊少年ジャンプ」に掲載されて人気を博した、あんど慶周のマンガであり、それを実写映画化した作品だという。
キャストはほとんど知らない人ばかり、劇場公開もかなり短期間限定であった。だがかなり評価が高いので、DVDを借りて観ることにしたのである。言ってみれば永井豪の『けっこう仮面』そっくりの作品なのだが、この変態仮面は男性なのでかなり気持ちが悪い。だが変態仮面を演じた鈴木亮平は、かなりビルドアップして体を鍛え、体も真っ黒に日焼けしていたため、気持ちが悪いという感じはなかった。
それにしても、余りにもバカバカしい展開に、だんだん観ているのがあほらしくなってきた。ところが偽・変態仮面が登場したあたりから俄然ボルテージが上がってきたのである。この偽・変態仮面を演じたのは、安田顕という俳優で、イケメンおじさんなのだが、普段から怪しい行動が多い人だという。そしてその怪しさをそのままスクリーン上で演じてしまったらしい。
この偽・変態仮面は色白で、鍛えた体でもなく、スカートめくりなどの手つきも、実にいやらしいのだ。まさにこれこそマジ変態仮面ではないかと誰もが思い込んでしまいそうだった。まさにこの映画が好評だったのは、この変態仮面の登場があったからなのだろうな・・・。
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