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2013年7月の記事

2013年7月30日 (火)

未来の想い出 Last Christmas

★★★☆

製作:1992年 日本 上映時間:118分 監督:森田芳光

 まだ工藤静香と清水美砂が若かりし頃、およそ20年前の映画である。原作は藤子不二雄の漫画である。ただ漫画家の主人公がゴルフ場で偶然ホールインワンを達成したところで急死してしまい、その瞬間に10年前にタイムスリップ、これを三回リプレイするという流れ以外は、全く違う作品になってしまっている。

 原作では主人公は男性一人であるが、映画のほうは工藤静香と清水美砂の二人が同時にリプレイする仕掛けになっている。まあ地味な中年男が主人公というより、若い美女二人が主人公というほうが映画受けするので当然の変更かもしれない。そして女性二人が主人公ということで、ストーリーも華やかな展開になってしまったのだろう。

 またこの作品で映画デビューした狂言の和泉元彌が素人染みた演技を披露しているほか、今や大物となった鈴木京香と唐沢寿明がチョイ役で出演しているところが笑える。さらには、今は亡き大御所漫画家の赤塚不二夫、石ノ森章太郎や、さいとう・たかを、つのだじろう、永井豪そして原作者の藤子不二雄なども顔を出すので、オールド漫画ファンは、思わずニヤリとしてしまうことだろう。

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2013年7月27日 (土)

真夏の方程式

★★★☆

製作:2013年日本 上映時間:129分 監督:西谷弘

Manatu
 東野圭吾原作の「ガリレオ」シリーズの劇場版第二弾である。まあそこそこ面白いのだが、残念ながら大好評だった前作『容疑者Xの献身』には遥かに及ばなかった。やはり前作ほどヒューマニズムに奥行が感じられないし、元々の犯行理由にも余り説得力がない。そのうえ福山雅治とコンビを組む女性刑事役が、柴咲コウから吉高由里子に代わったこともインパクトを弱めてしまったようである。

 逆に良かったところは、湯川(福山雅治)と少年のさりげない触れ合いと、前田吟や杏の熱演かな・・・。まあ老若男女の誰にでもお薦め出来る安全良作には違いないのだが、どうしても前作と比較すると物足りないところが、このシリーズ映画の限界なのだろうか。

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2013年7月24日 (水)

さよなら渓谷

★★★☆

製作:2013年日本 上映時間:117分 監督:大森立嗣

Byby

 のっけから、真木よう子と大西信満とのむさぼるような激しいセックスシーンが続く。かなりきわどく描かれているし、細身の割にはグラマラスで見事な真木よう子の裸体にもそそられてしまう。

 なぜこのようなシーンが必要なのか、最初はちょっぴり疑問だったったのだが、後半になってその意味がはっきりとしてゆく。ここでそれをバラしてしまうと、この作品への興味が半減してしまうので、ここでそれを明かさないほうが良いだろう。
 大きなテーマはレイプなのだが、ヒューマンドラマとミステリーをミックスしたようなドラマであり、会話も少なく、なんとなく風景も淋しい。実に哀しくやるせない映画である。

 もちろん主演の真木よう子と大西信満の悲壮感漂う迫真の演技には、大いに拍手を送りたいが、大森南朋演じるところの週刊誌記者の荒んだ家庭と、その背景にある複雑な事情にも興味を注がれた。ただこれら全てについて、はっきりとした結論を出さないまま終わってしまったところに、この映画の価値を見出すのか、なんとなく消化不良を起こすのか、それは観客たちの感性に託されているのだろうか。

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2013年7月21日 (日)

きっと、うまくいく

★★★★☆

製作:2009年インド 上映時間:170分 監督:ラージクマール・ヒラニ

Umakuiku
 インド映画の特徴は、上映時間が長いこと、かなり荒唐無稽なこと、軽快な歌と踊りが必ず挿入されていること、ヒロインが美女揃いであること、そしていつもネットの評価が高いということである。本作も3時間近い上映時間で、画面上で途中休憩が表示されるほど(日本では休憩なし)長いのだが、全く退屈しないところがまるでマジックのようである。

 ストーリーのほうは、インド屈指のエリート理系大学ICEを舞台にして、型破りな自由人のランチョー、機械よりも動物の写真が好きなファラン、なんでも神頼みの苦学生ラジューの三人が引き起こす珍騒動を描く。そして10年後に、行方不明になったランチョーを探す旅に出る友人たちを描いたヒューマンコメディである。

 笑いあり、涙あり、ドキドキワクワクと、エンターティンメントの王道を突っ走る作品で、とにかく面白いのだが、言葉ではなかなか説明しにくいのだ。嘘はったりは全く抜きなので、是非自分自身でスクリーンを観て確かめて欲しい。百聞は一見に如かず。それにしてもなんだろうな、このカタルシスと高揚感は・・・。

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2013年7月18日 (木)

エンド・オブ・ザ・ワールド

★★★☆

製作:2012年米国 上映時間:101分 監督:ローリーン・スカファリア

 何の予備知識もなく、タイトルと「地球滅亡の日まであと21日」という、キャッチコピーだけ観たためか、てっきりパニックものと勘違いしてしまった。この映画では、小惑星の接近で人類と地球の滅亡が決定的なものになった日から、実際に小惑星が追突する日までの人々の葛藤を描いている。
 当然暴動や乱交などが始まるのだが、この映画ではそれらのことには余り深く介入せず、どちらかと言えばあっさりと描いている。そして前半は不貞を働き姿を消してしまった妻に失望する主人公ドッジ(スティーヴ・カレル)の淡々とした暗い生活描写が続くのでかなり眠くなってしまう。

 この単調さが消失するのは、いままではお互いにその存在さえ知らなかった隣人女性ペニー(キーラ・ナイトレイ)と話をするところからである。そしてそれぞれ別の目的のため二人は旅に出ることになるのだが、旅を続けているうちにお互いが必要としている最後の異性であることを感じ始めるのであった。
 
 「人類と地球の滅亡」といっても、この二人にはほとんど切迫感がなく、なんだか普通のロードムービーを観ているような錯覚にとらわれてしまうのである。パニック系の映画としては、なんとも摩訶不思議で風変りな展開だと思ったら、なんと実は監督が女性だった。結局のところパニック映画でも何でもなく、ロードムービー仕立てのラブストーリーだったんだね。

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2013年7月14日 (日)

スープ ~生まれ変わりの物語~

★★★★

製作:2012年日本 上映時間:118分 監督:大塚祐吉

 妻と離婚して、娘との二人暮らしをしている渋谷健一は、不器用でダサくて暗い性格だ。おかげで娘には嫌われるし、会社でも仕事が出来ないゾンビ男と呼ばれて、クビになるのも目前という状態が続いていた。そんなある日、仕事の引継ぎをするため女性上司と一緒出張した帰り道で落雷に打たれ、上司ともども死亡してしまう。
 そのあとあの世へ直行するのだが、そこでスープを飲むと現世に生まれ変わると聞き、そのスープを飲む場所まで上司と一緒に旅をすることになる。さらに記憶を残したまま現世に戻れる秘技を聞き出して、見事現世へリターン。
 そして16年の歳月が流れて、渋谷健一は高校生となり、あることがきっかけとなり、必死で成長した娘を探すことになるのであった。どうしても娘に逢いたい、逢ってあの日言えなかった言葉を伝えたい。その一念から、16年の時を超えて、やっと娘に巡り合う事が出来ると言う感動のファンタジー作品なのである。

 奇抜なアイデアを練りこんだ感動のファンタジーといえば、まさに韓国映画の専売特許であるが、これを邦画が成し遂げた意義は大きい。潤沢な製作費を浪費しなくとも、創り方次第でこんなにも優れた作品が出来るのである。最近この手の洋画が不作続きだったが、邦画でこんな味の良い作品が観れるとは思ってもいなかった。
 本音を言えば満点を付けたいところなのだが、やはりあの世のとぼけた描写とドタバタ感がしっくりこなかったのが減点対象となり、残念だが星4個で落ち着いてしまった理由である。

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2013年7月11日 (木)

バッドアス

★★★

製作:2012年米国 上映時間:91分 監督:クレイグ・モス

 「キック・アス」「スーパー」「ゴッド・ブレス・アメリカ」などと同様に、素人ヒーローを主役に据えた映画である。
 バスの中でチンピラに絡まれた老人(ベトナム帰還兵)が、そのチンピラをのしてしまう。それを同乗の乗客が携帯で撮影しYoutube に投稿したため、その老人は一躍時の人となってしまう。

 この実際にあったバスの話を元ネタにして作られた映画で、主役のいかつい老人をあのダニー・トレホが演じているからたまらない。老人と言うよりは、ごっつくていかにも強そうなゴリラ男のようである。それにしてもダニー・トレホは、もう70歳近くなっているはずだが・・・、さすがに動作はやや遅いが、もの凄いド迫力オーラが体中に漂っているよね。
 主人公は、拳銃なし素手だけ、コスプレなしの普通の親父だ。それに派手なアクションシーンもない。とにかくダニー・トレホの渋さと圧倒的な存在感に痺れる映画なのだ。

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2013年7月 7日 (日)

ハウスメイド 

★★★

製作:2010年韓国 上映時間:107分 監督:イム・サンス

 この映画のポスターのなんとなくミステリアスでエロっぽい雰囲気に誘われてレンタルしてしまった。またこの作品は、もう50年以上も前に上映されたキム・ギヨン監督の『下女』を、『浮気な家族』のイム・サンス監督が現代風にスタイリッシュリメイクしたという。
 メイド役のチョン・ドヨンが古風で素朴な風貌であるのに対して、若奥様役の女優がまさに現代韓国を象徴するような整形美女という対極的なキャストが面白い。
 
 『家政婦は見た』ではなく『家政婦は犯された』といった感じのエロテックサスペンスで、前半はなかなか楽しめた。ただエロとしてもサスペンスとして観ても、どちらもちょっと中途半端で物足りない。そして妊娠したメイドが終盤に引き起こした過激な行動も不可解だし、ドラマの流れに絡んでいないような気がした。ただラストで何事もなかったように振る舞う金持ち夫婦を見つめる娘の目つきが良かったね。

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2013年7月 4日 (木)

ワン・デイ 23年のラブストーリー 

★★★☆

製作:2011年英国 上映時間:108分 監督:ロネ・シェルフィグ

 23年前の卒業式で知り合ったデクスターとエマの二人。互いに惹かれあいながらも、恋人ではなく親友の関係を選んだ二人。そして二人は毎年7月15日を親友として一緒に過ごすと日と決める。
 その間にデクスターは俗悪タレントになり、エマは作家の道を歩み始める。全く生きる方向が異なる二人。そしてそれそれが別の異性と同棲したり結婚するのだが、決して二人の関係は崩れない。それどころか、二人にとって二人以上の異性は存在しないことを確信し始める。さあこの二人の結末はどうなるのだろうか。

 とここまではよくある話なのだが、ラストの意外な展開には胸が痛くなる程切なくなってしまった。どちらにせよ、アン・ハサウェイの可愛らしさと、少しずつかっこよくなってゆくジム・スタージェスの変化が印象的だったな。

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2013年7月 2日 (火)

タイム・ウォーリアー

★★

製作:2013年米国 上映時間:93分 監督:ホアキン・ロドリゲス

 『アイアンマン2』のスタッフがVFXを手掛けたSFバトルアクション。というキャッチコピーにつられてレンタルしてしまったのだが、これまた酷いB級映画で、SFバトルアクションのシーンは、最初と最後に同じシーンがちょこっと出てくるだけだった。
 先日観た『パラレル・プラネット』同様、どうしてこの手の映画は箸にも棒にもかからない作品が多いのだろうか。事前に評価の低い映画だと分かっていても、ついついタイトルに惹かれて観てしまうところが、タイムトラベルマニアの悲しい性である。

 架空のゲーム世界が現実と重なり、それによって自分も父親同様『時空戦士』になるという壮大なストーリーなのだが、いかんせん低予算のため、『時空戦士』シーンはほとんどなし。どちらかと言えば、継母と継父を持つ少年同士の不満の吐け口ゴッコがというイメージか。だからと言って少年たちの葛藤を描くでもなし、現代米国社会を風刺しているという感性も見えない。また主人公が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティーよろしく、スケボーに乗って高校へ通うシーンには笑っちゃうよな。
 いずれにせよ、レンタル料よりも時間の無駄なので、もうこういったB級映画は観ないことにしたい!と宣言したいのだが、いずれ時が経てばまた「タイムトラベルもの」という謳い文句に騙されて観てしまうのだろうな…。

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