テール しっぽのある美女
★★★☆
製作:2012年ノルウェー 上映時間:75分 監督:アレクサンデル・ノダース
珍しいノルウェーの映画だが、内容のほうも実にユニークな変り種映画であった。ノルウェー神話には、美しい女性の姿をしているが牛のしっぽを持っているというフルドラという伝説の妖精が登場する。本作に登場するしっぽ美女は、まさにそのフルドラをモチーフにしているようである。ただ時折ちらちらと現れる不気味な仲間に比べると、しっぽ以外は全く人間そのものであるところが不可解だ。もしかすると人間との混血なのかもしれない。
オープニングから、男二人が廃屋の中で何をしているのかもよく分からなかったし、途中で襲ってくる正体不明の人間たちの意図も意味不明だ。一応「禁断の生命体をめぐる 衝撃の北欧スリラー」というサブタイトルがついているのだが、ちっとも怖くないしほとんどエロもグロもない。低予算過ぎるからだろうか、だからと言ってSFとかファンタジーというイメージも湧かないのだ。
退屈と言えば退屈な映画なのだが、馴染みのない北欧映画であり、かつ先読み出来ない展開ということが、妙にユニークさを生んでそこそこ楽しめたという皮肉な作品である。ただ結局のところ、最後まで意味不明な映画であったことも否めない。
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