007 スカイフォール
★★★★
製作:2012年英・米国 上映時間:143分 監督:サム・メンデス
007シリーズは本作で23作目になる。また2006年にダニエル・クレイグ主演の『007/カジノ・ロワイヤル』から大幅なイメージチェンジを図り、従来のお気楽的で明るいムードを一新して、アクション色の濃いハードな作品へと脱皮した。
たが本作は、それにも増してダークでハードな作品に仕上がっている。それにしても、屋根の上をバイクで駆け抜けるシーンには度肝を抜かれた。実在の民家なのか、セットなのかCGなのか、全く見分けがつかなかった。
ただ動くエレベーターや列車に飛び乗るシーンなど、全体的に無謀なアクションが多過ぎるような気がする。これでは007というより『ダークナイト』といったほうが的を得ているようである。またこんなアクションシーンばかり続くと、さすがのダニエル・クレイグも長くは続けられないだろう。今回もかなりギリギリ限界のように感じたのは私だけであろうか。
もちろん素晴らしいアクションと超美麗映像、それにあの007のテーマミュージックには痺れてしまうのだが、こうしたシリーズものが年々厳しい演出とダークでハードなイメージに塗り替えられてゆくのは、混迷の時代の要請なのだろうか。
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