ベラミ 愛を弄ぶ男
★★★☆
製作:2012年英国 上映時間:102分 監督:デクラン・ドネラン
19世紀のパリ、ブルジョア社会が舞台。中身はからっぽだが、恵まれた容姿を武器に、次々に女性たちを翻弄しながら、底辺からのし上がって行く青年を『トワイライト』のロバート・パティンソンが演じる。またタイプと年齢の異なる貴婦人を演じるのは、クリスティナ・リッチ、ユマ・サーマン、クリスティン・スコット・トーマスの三人で、年齢はそれぞれ30代、40代、50代だがいずれも美女揃いだ。
原題は「Bel Ami」でフランス語では「美しい友人」の意味だという。ただロバート・パティンソンがそれほど美形だとは思わないし、むしろ三人の貴婦人のほうが魅力的のような気がする。ルックスやムードは好みの問題かもしれないが、このストーリーではかなり重要なポイントになるのではないだろうか。
またこうした物語では、かなりドロドロとしたどぎつい展開になるはずなのだが、エッチシーンもロバート君のお尻ばかりが目立つだけで、意外とあっさり・おとなし目だった気がする。またラストシーンも、想像していたようなバッドエンドではなく、奥歯に物が挟まったような曖昧さがやや物足りなかったかな。
三人の貴婦人の中で一番良かったのは、一番年配のクリスティン・スコット・トーマスだ。彼女はロバートに一目惚れしているにも拘わらず、大人の女性としての節度と知性を維持していたのだが、一度関係が出来てしまうとロバートの虜になってしまうのである。三人の女性の中では一番映像が少なかったのだが、もっと彼女との絡みを濃厚にかつ長時間描いて欲しかった。
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