« ベラミ 愛を弄ぶ男 | トップページ | 世界にひとつのプレイブック »

2013年4月 5日 (金)

キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け

★★★☆

製作:2012年米国 上映時間:107分 監督:ニコラス・ジャレッキー

Kingof
 リチャード・ギア扮する投資会社の社長ロバートは、銀行との会社売却契約がなかなか決まらずイライラしていた。そんな折、深夜に愛人と同乗した車で、事故を起こしてしまう。愛人は死亡して車は炎上。警察に電話しようと思ったが、例の契約が破棄されてしまうことを恐れ、そのまま事故現場から逃げてしまうのである。
 さあそれからが大変。しつこい刑事の訪問に始まり、次から次へと嘘で塗り固めなければならなくなるのだ。さらには、事故現場からの脱出を手助けしてくれた黒人に、警察の執拗な追及がはじまっていた。警察は大物のロバートを徹底して追及することが難しいと判断し、弱者である黒人のほうをいたぶってゆく。

 こんな状況を観ていると、どこかの国の大物政治家と秘書の関係に似ているではないか。ただこの映画では、警察の捜査方針が余りにもえげつない。たぶん犯罪を犯したロバートが主役のため、どうしても警察のほうを悪者に仕上げる必要があったのだろう。
 リチャード・ギアがはまり役だし、ストーリー的にもそこそこ面白い。まあそれなりに楽しめる映画に仕上がっているのだが、ヒューマンドラマとしては、余り重厚さが感じられないし、一体何を主張したかったのかがはっきりしない。そんなところに、やや物足りなさを感じてしまったことも否めない。

最後に下記のバナーをクリックしてランキングを確認してくれると嬉しいな↓↓↓

人気blogランキングへ

人気ブログランキングへ

↓ブログ村とクル天↓もついでにクリックお願いします(^^♪

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

| |

« ベラミ 愛を弄ぶ男 | トップページ | 世界にひとつのプレイブック »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け:

« ベラミ 愛を弄ぶ男 | トップページ | 世界にひとつのプレイブック »