世界にひとつのプレイブック
★★★★
製作:2012年米国 上映時間:122分 監督:デヴィッド・O・ラッセル
原題は『SILVER LININGS PLAYBOOK』で、邦題同様意味不明のタイトルである。要約すると、シルバーライニングは太陽の光を受けて白く輝いている雲の縁の部分、つまり逆境の中の希望の光を指す。またプレイブックは、アメリカンフットボールのフォーメーションを記した作戦図のことだという。すなわち人生を取り戻すための戦術であり、最愛の相手を失い、人生のどん底にいた男女の出会いと再起を描いた物語、ということになるらしい。
かなり気取った、まどろっこしいタイトルだが、映画の中身のほうは、笑いや涙を交えて描いたヒューマンコメディに仕上がっている。またラストのダンスシーンでは、ダメだ!と思わせながらも、何とかハッピーエンドに繋げ、いかにもアメリカンな展開にホット胸を撫で下ろすことになるのでご安心を。
本作は第85回アカデミー賞の作品、監督、脚色、主演・助演男女と、主要部門全てでノミネートされている。ことに「ハンガー・ゲーム」で人気沸騰したジェニファー・ローレンスの演技が光り、彼女が第85回アカデミー賞主演女優賞を射止めることになったのである。
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