さよならドビュッシー
★★★☆
製作:2012年日本 上映時間:131分 監督:利重剛
「このミステリーがすごい!」大賞に輝いた中山七里原作のミステリーなのだが、音楽とミステリーをブレンドするという、新趣向で構成されており、なかなかお洒落な映画にまとめている。美麗な映像と落ち着いた音楽、そしてピアノ教師役には、なんと人気ピア二ストの清塚信也を起用しているため、彼のピアノ演奏シーンは抜群に見事だったね。そしてそこに、この作品に対する利重監督の思い入れと気合を感じてしまうだろう。
また時間が大幅に不足していたからと言えばそれまでだが、前半はかなりはしょり気味で、ほとんど感情移入が出来ないまま後半へ突入。こんなこともあってか、終盤のドンデン返しは、はじめから想像していた通りで、まったく驚きを感じることがなかった。
ここらをもう少し巧く紡いでいれば、もっと傑作になっていたのでは、とちょっぴり残念な気持ちでもある。そんなわけでミステリー映画としては、いまひとつの感があったが、何といっても音楽の素晴らしさと、主役の遥を演じた橋本愛の凛とした佇まいには、二重丸を捧げたい。
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