ロボット
★★★★
製作:2010年インド 上映時間:139分 監督:シャンカール
一風変ったインド製のちょっとコミカルなロボット映画。 ところが製作費を37億円使い、世界興収入が100億円を超えるという世界的メガヒットを記録したのだという。
その豪華絢爛でド派手なVFX映像もさることながら、起承転結を遵守した起伏のあるストーリー構成はなかなか完成度が高く、長時間観ていても全く飽きが来ない。
そしてロボット「チッティ」の進化過程も良く練り込まれているのだ。序盤では忠実だがまだ人間の心を理解出来ないチッティ。中盤で人の感情を持つようになるが、そのために創造主の博士にも反発するチッティ。終盤は悪人に改造されて殺人兵器変身してしまうチッティ。そしてラストはその悲しい運命に涙を誘われる・・・といった具合である。
また主役のバシーガラン博士とロボット・チッティの二役をこなしたラジニカーントの多彩な演技力は絶賛に値するだろう。彼は現在63歳で決してハンサムではないおじさんなのだが、『ムトゥ 踊るマハラジャ』のヒットにより世界的に知られるようになり、インドでは国民的大スターとして国民の絶大なる人気を得ているという。それからヒロインを演じたアイシュワリヤー・ラーイの卓越した美貌には、誰もが魅了されうっとりとしてしまうことだろう。
それにしても、恐るべしインド映画!語るよりもまずDVDを観ていただきたいものである。百聞は一見に如かずなのだ。
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