« グッモーエビアン!  | トップページ | LOOPER/ルーパー »

2013年1月22日 (火)

渾身 KON-SHIN

★★★★

製作:2012年日本 上映時間:134分 監督:錦織良成

 隠岐の島に伝わる古典相撲を通して、家族の絆や島の人々の心情を描いた人間ドラマである。序盤はドキュメンタリータッチで古典相撲の解説が続く。また隠岐の島の美しい風景がスクリーンを包んでゆき、観客たちの心は癒されてしまうのだ。
 そして古典相撲が開催される夜、主人公・英明とヒロイン・多美子の心の中を覗くように、過去と現在を交差させながら時が紡がれてゆく。

Konshin

 過去に島で問題を起こし一度島を出た英明。だがどうしても島での生活を諦め切れなかった。もう一度やり直そうと再び島に戻ってきたのだが、勘当した父親は相変わらず許してくれない。
 そこで英明は、島に伝わる古典相撲に身を捧げることによって、島の人々の信頼を取り戻そうと決心するのだった。相撲の稽古に明け暮れる日々。亡き妻との間に生まれた幼い琴世の世話は、亡妻の友人だった多美子が引き受けてくれた。そうしているうちに、英明と多美子は次第に惹かれ合っていくのだった。

 こうして話は進んで行くのだが、主人公の英明が寡黙で全く感情を表に出さないため、地味で淡々とした素朴なストーリー展開に終始している。それがちょっぴり淋しくて残念なのだが、たまにはこうした純真で清楚な映画もいいかもしれない。
 そしてクライマックスの相撲シーンは、迫力満点で最後までドキドキハラハラ、またその決着のつけ方も、この地味な映画にぴったりの締め方であった。久々に日本の伝統と文化を世界に誇れるような映画らしい映画を観た満足感で一杯である。

最後に下記のバナーをクリックしてランキングを確認してくれると嬉しいな↓↓↓

人気blogランキングへ

人気ブログランキングへ

↓ブログ村とクル天↓もついでにクリックお願いします(^^♪

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

|

« グッモーエビアン!  | トップページ | LOOPER/ルーパー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/21640/48880951

この記事へのトラックバック一覧です: 渾身 KON-SHIN :

» 渾身 KON-SHIN [to Heart]
ぶつかって、 ぶつかって、 人は強くなる。 製作年度 2012年 上映時間 134分 原作 川上健一 脚本:監督 錦織良成 音楽 長岡成貢 出演 伊藤歩/青柳翔/甲本雅裕/笹野高史/財前直見/中村嘉葎雄/長谷川初範 隠岐諸島に暮らす多美子は、夫・英明とその前妻の子で5歳になる娘...... [続きを読む]

受信: 2013年1月27日 (日) 14時17分

« グッモーエビアン!  | トップページ | LOOPER/ルーパー »