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2013年1月の記事

2013年1月29日 (火)

東京家族

★★★☆

製作:2012年日本 上映時間:146分 監督:山田洋次

 小津安二郎監督の不朽の名作『東京物語』へのオマージュとして、山田洋次監督が現代の家族像を描くヒューマン・ドラマである。これで山田洋次監督の作品はなんと81作目になるという。それにしてもなぜ今、小津安二郎なのだろうか。
 もしかすると山田洋次監督は、迫り来る引退の日を前にして、風前の灯になりつつある、古きよき時代の邦画文化を、自らの手でもう一度再現してみたかったのかもしれない。そんな雰囲気の漂う作品でもあり、所々に寅さんの雰囲気を散りばめることも忘れなかったね。

Tokyofamilly

 この作品についてネット上では、小津安二郎監督の『東京物語』と比較して、とても小津監督の足元にも及ばないと言うような中傷も見られる。だが本作品はリメイクではなくあくまでもオマージュである。SFや時代劇ならともかくも、このようなホームドラマにおいては、時代背景が全く異なるため、そもそもリメイクすること自体が無理なのだ言いたい。だから本作を東京物語と比較しても意味がないのではないだろうか。

 いずれにせよ、前半はとても地味でゆったりとした展開である。そして予告編で強調していた「お母さんの死」が訪れる。そこから急にスピードアップしてゆくのだが、ここがこの作品最大の見せ場となるのである。まさに予告編と本編が一対となっているのだ。観客たちは途中から予告編を思い出し、この優しいお母さんが、いつ、どこで、どのように倒れるのだろうかと心配で堪らなくなりながらスクリーンの中に吸い込まれてゆくからである。

 主な出演者は、橋爪功、吉行和子 、西村雅彦、中嶋朋子、妻夫木聡、蒼井優、小林稔侍という、個性的で芸達者な俳優ばかり。まさに彼等は、それぞれの役柄にハマり切っていたし、孫たちも、まさに今どきの子供そのものという感があり、演出もなかなか素晴らしいと思った。ただスカイツリーや光る観覧車が登場しても、なんとなくもっと昔の昭和の臭いがプンプンと漂ってくるところに、この映画の限界を感じてしまった。だからまだ独身の若者たちが、この映画を観ても退屈感だけが残るかもしれない。

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2013年1月25日 (金)

LOOPER/ルーパー

★★★☆

製作:2012年米国 上映時間:118分 監督:ライアン・ジョンソン
 

 30年後の未来では、システムの発展により死体を隠すことが出来なくなるという。そこで未来の悪党たちは、殺害したい人物をタイムマシンで過去に送り、そこで待っている殺し屋によって殺害させて死体処理をする方法を考えた。
 その殺し屋たちは、「ルーパー」と呼ばれ、殺しと死体処理の報酬として銀の延べ棒を受け取っていた。だがその殺し屋自体も未来になって不要になると、標的に選ばれて過去に送られる。そしてそれを殺害するのは、過去におけるその殺し屋自身となるのだ。
 そして無事未来の自分自身を殺害処理すると、今度は報酬として金の延べ棒が、過去の自分に送られてくる。そして彼等はルーパーから引退して行くのだが、30年後には不要になった標的となり過去に送られて殺害されるという恐ろしい循環システムだったのである。

Looper

 タイムトラベルものとしては、なかなか画期的なアイデアであり、過去と未来の自分同士の戦いというのも、なかなか興味深い設定なのだ。また過去の自分を傷付けると未来の自分も同様に傷付いてゆくというのも、なんとなく納得出来そうな理論である。
 ただ本作の場合は、パラレルワールドの別の未来からやって来た自分なので、必ずしも過去の自分とリンクするという理論が成立するとは限らないと言える。だが結局は、あの壮絶なラストシーンを演出するための前提理論だったのだろう。

 タイムトラベル作品は複雑にループしてストーリーを捻りこむため、じっくり何度も繰り返して観ないと、理解不能になってしまう傾向がある。本作でも殺されたはずの未来の自分(ブルース・ウィリス)が、なぜか次の瞬間には生存していて再度タイムトラベルをするという、矛盾の循環のようなシーンがあって頭がこんがらかってしまった。結局映画を観終わってからネットで調べて、殺されたのはブルース・ウィリスが若かった当時に、未来から送られてきた自分なのだとやっと理解した次第である。

 この映画にはタイムトラベラー以外にも、TKと呼ばれる超能力者が登場するのだが、どうも途中からSFなのかオカルトなのか方向性と世界観がはっきりしなくなってしまう。そしてスージーとかキッド・ブルーとか、ほとんど意味のない登場人物がしゃしゃり出てくるのもいかがなものであろうか。それよりも未来の自分が、中国で知り合った東洋女性との愛の回顧録を充実させることのほうが、ストーリー展開上もどれほど重要だったことか・・・。

 また過去の自分はちょっと弱々しいのに、未来の自分の強いこと強いこと、まるでダイハードとかターミネーターの世界じゃないの。あんなに強ければ最初から逃げ回ることもなかったのでは、とストーリーの流れ自体にも疑問符が付いてしまうのだ。
 とまあいろいろ突っ込みどころの多い映画なのである。ただ壮絶なラストシーンはなかなか感動的でもあったし、タイムトラベルものとしては新趣向な作品でもあり、もう少し脚本を練り込んでいたら、もっと素晴らしい作品になったはずだ。そう考えると非常にもったいない、悔いの残る映画だったのではないだろうか・・・。

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2013年1月22日 (火)

渾身 KON-SHIN

★★★★

製作:2012年日本 上映時間:134分 監督:錦織良成

 隠岐の島に伝わる古典相撲を通して、家族の絆や島の人々の心情を描いた人間ドラマである。序盤はドキュメンタリータッチで古典相撲の解説が続く。また隠岐の島の美しい風景がスクリーンを包んでゆき、観客たちの心は癒されてしまうのだ。
 そして古典相撲が開催される夜、主人公・英明とヒロイン・多美子の心の中を覗くように、過去と現在を交差させながら時が紡がれてゆく。

Konshin

 過去に島で問題を起こし一度島を出た英明。だがどうしても島での生活を諦め切れなかった。もう一度やり直そうと再び島に戻ってきたのだが、勘当した父親は相変わらず許してくれない。
 そこで英明は、島に伝わる古典相撲に身を捧げることによって、島の人々の信頼を取り戻そうと決心するのだった。相撲の稽古に明け暮れる日々。亡き妻との間に生まれた幼い琴世の世話は、亡妻の友人だった多美子が引き受けてくれた。そうしているうちに、英明と多美子は次第に惹かれ合っていくのだった。

 こうして話は進んで行くのだが、主人公の英明が寡黙で全く感情を表に出さないため、地味で淡々とした素朴なストーリー展開に終始している。それがちょっぴり淋しくて残念なのだが、たまにはこうした純真で清楚な映画もいいかもしれない。
 そしてクライマックスの相撲シーンは、迫力満点で最後までドキドキハラハラ、またその決着のつけ方も、この地味な映画にぴったりの締め方であった。久々に日本の伝統と文化を世界に誇れるような映画らしい映画を観た満足感で一杯である。

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2013年1月20日 (日)

グッモーエビアン! 

★★★★

製作:2012年日本 上映時間:106分 監督:山本透

 株主優待券を消化するために仕方なく観た映画だったのだが、これが何と期待外に良い映画であった。

Evian
 はじめは大泉洋のバカ騒ぎ加減が鼻を付き、主人公の女子中学生同様、かなり白けてしまい不愉快な気分にさえなってしまった。だがそのバカさ加減が、彼の人の良さなのだと気付くころには、彼の行動のひとつひとつに優しさを感じるようになってきたから不思議である。

 また17才違いの母と娘のかけ合いも、なかなか面白かった。現実にもありそうだが、だらしのない母親の娘は、母親が反面教師となり、逆にしっかり者に育ってゆくようだ。
 低予算でマイナーな映画のようだが、なかなか脚本がしっかりしているし、母娘の想いをしっかりと描いている。また登場人物それぞれのキャスト選択が巧かったせいか、感情移入し易い濃い作品に仕上ったのかもしれない。相変わらず麻生久美子の芸域の広さには感心したが、実質主役で娘役の女子中学生を演じた三吉彩花ちゃんがとても可愛いかったよね。

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2013年1月17日 (木)

トワイライト・サーガ/ ブレイキング・ドーン Part2

★★★☆

製作:2012年米国 上映時間:116分 監督:ビル・コンドン

 人間の少女と美形ヴァンパイアの許されぬ恋を描いた『トワイライト』シリーズの完結編である。前作では二人が新婚旅行へ行き、散々イチャついた挙句、ベラが人間とバァンパイアのハーフであるレネズミを宿し、命をかけて出産するという展開だった。結局ベラは人間としては死亡し、ヴァンパイアに転生することになる。

Towailight
 本作は転生したベラが、エドワードと一緒に力強く森を走り宙を舞い、狩に出かけるシーンからスタートする。そして愛娘のレネズミは、猛烈なスピードで成長して行く。このまま幸せなシーンが続くのかと思ったのもつかの間、ヴァンパイアの王族ヴォルトゥーリ族は、レネズミが不滅の子(人間の子供が転生したヴァンパイア)であり、ヴァンパイア族を滅亡させてしまう存在だと勘違いし、レネズミの殺害を決心するのだった。

 ラストバトルは実に壮絶で、ヴァンパイア族同士が戦い、次々に登場人物の首が飛んでゆく。このまま悲しい結末で終わってしまうのだろうかと思ったのだが、なんとギリギリのところでドンデン返しがあり、見事ハッピーエンドを迎えるのである。ヴァンパイアの世界観を変え、約5年間に亘って製作された本シリーズだったが、これでとうとう本当に完結してしまった。なんとなく淋しいよね・・・。

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2013年1月14日 (月)

ラ・ワン

★★★★

製作:2011年インド 上映時間:156分 監督: アヌバウ・シンハー

 前年に製作された『ロボット』の姉妹的作品で、 『ロボット』のラジニカーントがカメオ出演している。 今度の主役はロボットではなく、なんとゲーム空間から飛び出して、現実世界で大暴れするスーパーヒーローなのだ。それにしても最近のインド映画は、よくもまあ超・荒唐無稽な発想が次から次へと飛び出してくるものである。

 『ロボット』ほどバカ派手なアクションではないものの、やはり卓越したVFXを駆使したアクションは目を見張るものがある。そしてストーリー構成は、『ロボット』同様主役のシャー・ルク・カーンが、おとぼけゲーム開発者とスーパーヒーローの一人二役をこなしている。だから前半はちょっとオバカ系で、後半になって主人公がヒーローに代わると同時に、急にシリアスな展開になってくるのだ。このあたりの変わり身がなかなか面白い。

 主人公の妻を演じたカリーナー・カプールは、『ロボット』のヒロインを演じたアイシュワリヤー・ラーイほど超・美女ではなく、やや太めの感もあったが、僕的にはなかなか魅力的で好感を持った。 それにしてもインド映画は、サービス精神が高いのか、いつも上映時間が長いよね。そして歌と踊りが圧倒的に素晴らしいのだ。

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2013年1月12日 (土)

ロボット

★★★★

製作:2010年インド 上映時間:139分 監督:シャンカール

 一風変ったインド製のちょっとコミカルなロボット映画。 ところが製作費を37億円使い、世界興収入が100億円を超えるという世界的メガヒットを記録したのだという。
 その豪華絢爛でド派手なVFX映像もさることながら、起承転結を遵守した起伏のあるストーリー構成はなかなか完成度が高く、長時間観ていても全く飽きが来ない。

 そしてロボット「チッティ」の進化過程も良く練り込まれているのだ。序盤では忠実だがまだ人間の心を理解出来ないチッティ。中盤で人の感情を持つようになるが、そのために創造主の博士にも反発するチッティ。終盤は悪人に改造されて殺人兵器変身してしまうチッティ。そしてラストはその悲しい運命に涙を誘われる・・・といった具合である。

 また主役のバシーガラン博士とロボット・チッティの二役をこなしたラジニカーントの多彩な演技力は絶賛に値するだろう。彼は現在63歳で決してハンサムではないおじさんなのだが、ムトゥ 踊るマハラジャ』のヒットにより世界的に知られるようになり、インドでは国民的大スターとして国民の絶大なる人気を得ているという。それからヒロインを演じたアイシュワリヤー・ラーイの卓越した美貌には、誰もが魅了されうっとりとしてしまうことだろう。
 それにしても、恐るべしインド映画!語るよりもまずDVDを観ていただきたいものである。百聞は一見に如かずなのだ。

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2013年1月10日 (木)

スパイ・ゾルゲ

★★☆

製作:2003年日本 上映時間:182分 監督: 篠田正浩

 篠田監督の最後の作品になるということで、評判が良くなかったのを承知でレンタルしてみました。
 この作品は、ゾルゲと尾崎のコンビが、第2次世界大戦に重大な影響を及ぼす情報を口シアに流すというストーリーであります。
 またこの映画の内容が歴史的事実か否かは不明ですが、もし真実だとすれば世界は大きく変化していたかもしれませんね。いずれにしてもこの視点は大いに評価出来ると思いました。またCGとはいえ、戦前の銀座をあれだけ美しく再現した邦画は、かつて存在しなかったのではないでしょうか。

 ただ問題点が多過ぎます。まず3時間超という上映時間ですが、劇場であれだけの時間を、休憩なしに費やすことは相当苦痛だと思いますし、興行的にもマイナスではないでしょうか。それに加えてドキュメンタリーのような淡々とした展開で、話に起伏がないので途中で何度も観るのを辞めようかと思いました。
 更に決定的なのは、あれだけ重大な機密を漏らして国賊になり下った尾崎(本木)の葛藤が全く描かれていないことであります。どうして国を売り、家族を捨てることを決心するに到ったのかも、余り説得力がなさすぎる感じがしました。

 あれでは単に「アグネス女史」の思想にのめり込んで、上手くゾルゲに利用されたボンボンでしかありませんね。もうひとつ。どうしてドイツ人同士であっても、ロシア人同士であっても『英語』しか喋らないのか納得できません。あれだけシリアスな作品であり、こだわり派の篠田監督にしてはひどい『ボケ』としか言いようがありません。

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2013年1月 7日 (月)

わすれな歌

★★★

製作:2002年タイ 上映時間:116分 監督: ペンエーグ・ラッタナルアーン

 タイトルと表紙の画像を観たとき「中国の映画」と思い込んでいたのだが、実はなんとタイの映画だったのである。さらに内容的にも「初恋のきた道」をイメージしていたのだが、そんな思いとは全く異なったコミカルタッチのラブストーリーであった。

 また浣腸シーンから始まり、その後にも何度かスカトロシーンを繰り返すのである。さらに最大の決め手は、寄生虫の収集業者まで登場する、実にバッチイ映画なのだ。
 まあ、そこにタイの貧困で不潔だが、明るさを失わない生活観を発見することが出来て、いろいろと勉強にはなったと思う。しかしバッチイものは、一度観れば充分だろう。もう一度観ることは絶対にないだろう。ストーリー展開は、大変面白いし、ヒロインも結構可愛いのだが、臭くてたまらない映画だった。

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2013年1月 4日 (金)

大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]

★★★

製作:2012年日本 上映時間:124分 監督: 金子文紀
 

 お正月だからか、TVドラマの影響なのか、劇場は思ったより多くの観客で込み合っていた。だが評価はいまひとつのようだ。これはTVドラマの逆効果という皮肉な現象なのかもしれない。
 似たような内容でかつ主役(堺雅人)が同じであれば、時間的にかなり余裕があり、その背景や心理描写を丁寧に描けるTVドラマのほうが面白いに決まっているからである。

Oooku

 TVドラマはちょこっと観ただけなので、正確な比較は出来ないのだが、江戸城周辺などのCGをグレードアップしただけでは、TVドラマには勝てないと言うことを証明してしまった。もし本気でTVドラマを越えようと思ったら、内容を大幅に変えるとか、大奥での性描写をもっと露骨に描くしかないだろう。

 また、赤面疱瘡(あかづらほうそう)という架空の伝染病によって若い男性の比率が極端に減少してしまい、将軍家も男女逆転してしまったという設定の割には、スクリーンに若い男性がジャンジャンバリバリ登場しているじゃないの。  このあたりも、なにか辻褄が合わないし、どうしても男女逆転の世界というイメージが沸いてこないのだ。
 まあどうでもいいから、もう良い加減に、マンガの実写化とTVドラマの焼き直しはやめてもらいたいものである。
 
 

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2013年1月 2日 (水)

フライド・グリーントマト

★★★★

製作:1991年米国 上映時間:130分 監督: ジョン・アヴネット

 1920~50年代のアラバマ州で、フライド・グリーン・トマトを名物料理に賑わうカフェを切り盛りする2人の女性をめぐる出来事を、現代のジョージア州の老人ホームで、老女が中年女性に語って聞かせるというパターンで描く人間ドラマであります。
 既に亡くなったと思いますが、老女役の「ジェシカ・タンディ 」がいい味を出していましたね。キャシー・ベイツは、相変わらずの演技達者ですが、いつまで経っても「ミザリー」のイメージが付きまといますね。

 この映画は過去と現代がパラレルに進行していきますが、もう少し過去の話に集中したほうが良かったと思います。現代は最初と真中と最後くらいでよかった・・・。

 過去のグレードとクオリティーは充分満足出来る作品なのですが、残念ながら、現代部分が余りにもグレードダウンし過ぎた感じでした。ただ現代の中で「ジェシカ・タンディ 」だけは物凄く「輝いて」見えました。彼女は年老いても美しいですね。なにか心の中から湧き出してくるような美しさでした。
 思わず邦画の『阿弥陀堂だより』に出演した北林谷栄さんを思い出してしまいましたよ。いずれにしても心に残る良い映画でしたね。

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