ノートルダムのせむし男
★★★★
製作:1956年フランス 監督:ジャン・ドラノワ
この作品はディズニーも含め、何度も映画化されましたが、今回観たのは、アンソニー・クインとジーナ・ロロブリジーダ主演の1956年製作のフランス映画であります。一応カラー作品なのですが、昔の総天然色といった雰囲気の、どぎつい色彩に目が疲れました。
この映画での、ノートルダム寺院の大がかりなセットを観る限り、フランス映画としては破格の製作費をかけたのではないでしょうか。前半はやゝ退屈な展開でしたが、中盤になって、せむし男のカジモドが、ムチ打ちの刑を受けるあたりから俄然面白くなります。
そして後半、寺院の中での美女と野獣のやりとりでは、カジモドのピュアで優しい心に、誰もがきっと胸を打たれることでしょう。さらにラストの感動的なシーンを迎えるわけですが、「Fin」で終わるエンディングは、ちょっともの足りない気がしました。『サウンド・オブ・ミュージック』もそうでしたが、これが昔の映画の泣き所なのでしょうか。
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