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2012年9月14日 (金)

めぐりあう時間たち

★★★☆

 「時間」という題名がつくので、もしかして時間そのものを意識した作品なのかと、ある種の期待を持ってこの映画を観たのですが、その意味では全く期待外れでした。この映画は男性には「ちょっと不可解な女性心理」を描いた、超文学作品だったのです。従って一緒に観た家内にとっては、かなり納得出来る映画ようでしたが、正直言って僕には理解し難い内容でした。

 またニコール・キッドマンが、この映画で主演女優賞をとったため、メジャーな作品として興行されましたが、本来はミニシアターで上映されるはずのマイナーな映画だと思います。
 それとニコール・キッドマンのストーリーは削除して、ジュリアン・ムーアとメリル・ストリーブのストーリーを、その分もう少し丁寧に描いたほうが分かり易かったのではと思いました。余りにも文学という名にこだわりすぎたのでは・・・・・。

 ただし僕は、この映画のモチーフとなった「ダロウェイ夫人」を読んでいないので、この作品の持つ本当の味が分かっていないかもしれません。近々この本にも挑戦したと考えております。そのうえで再評価をくだしたいと思っています。
 いずれにせよ確実に言えることは、ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリーブの3女優とエド・ハリスの演技が素晴しかったということですね。

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