海を飛ぶ夢
★★★★
ちょっと変わったタイトルですが、全身麻痺で27年間寝たきりの主人公が、『尊厳死』を国家に望む、という重いテーマのスペイン映画なのです。そして人が生きるのは、『権利』なのか『義務』なのかを問い続けます。
このテーマでありながら、ちっとも暗さを感じないのは、情熱の国スペインということもありますが、笑顔と会話の絶えない、主人公の明かるさのお陰かもしれません。
またストーリーの大半は、主人公のべットの周辺で進行してゆきますが、ほとんど退屈感が起こらないのが不思議でした。
主人公はもちろんのこと、多分その登場人物の全てが個性的で、主人公に対して、心から惜しみない愛を注いでいたからだと思います。このようなテーマを引きずりながらも、決して後味の悪くない、すっきりとした良い作品に仕上がっていました。
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