ハンガー・ゲーム
★★★
なんと米国で2,000万部以上の超ベストセラーとなった、スーザン・コリンズの小説が原作なのだという。
ランダムに選ばれた24人の少年少女たちが、最後の一人になるまで森の中で戦い続けるという、『ハリウッド版のバトル・ロワイヤル』である。
サバイバルホラーということになっているが、血生臭い殺しのシーンはほとんどないし、恐怖感が湧くような脚本でもなかった。この映画の見どころは、戦いに至るまでのいろいろな準備のシーンであり、実際のバトルはどちらかというとソフトタッチで、とうとう最後までギラギラ・ドキドキすることがなかった。また主人公は弓の名手なのだが、その見せ場がかなり少なかったのも不満である。せめて心理的な駆け引きくらいはあっても良さそうなものだが、ストーリーも単調であった。
ただネットでの大不評ほどつまらない映画でもなかったし、美人ではないのだが、主役の女優がなかなか印象的で魅力的だったね。近未来での富裕層と貧困層の差別を、荒唐無稽に描いているという意味では、『TIME/タイム』という映画とも共通する部分があるかもしれない。まあ期待しないで、時間つぶしに観るくらいの気分で観ることをお奨めしたい。それにしても主人公の恋人が気の毒で、ラストも中途半端な気がしたが、どうも続編が出るらしいね。
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