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2012年7月28日 (土)

天軍

★★☆

 北朝鮮と韓国が手を組み、核を共同開発するのだが、この核を巡って北と南の兵士が対立する最中に、彗星群が竜巻のように襲いかかってくる。そして戦士たちは1572年の朝鮮時代にタイムスリップしてしまうのである。まさに韓国版『戦国自衛隊』ともいえるだろう。
 そこで戦士たちは、豊臣秀吉の朝鮮出兵を阻止した英雄である将軍李舜臣(パク・チュンフン)に出会うのだが、彼はまだ不甲斐ないコソ泥であり、戦士達は過去の英雄の惨めな姿に失望する。そして彼を真の英雄に育てようと特訓が始まるのだが・・・。

Tengun
 日本の映画をパクリながらも、かなり反米・反日的な作品なので、日本人にとってはかなり不愉快な映画かもしれない。また朝鮮出兵が失敗したのも、将軍李舜臣の力によるものではなく、秀吉の死報による引き揚げが原因なのである。とにかくこんな大昔にまで遡ってまで、歴史を歪めながらも、日本を非難している韓国人たちのしつこさと怨念には本当に疲れるよね。
 もうすでに大昔の日本人は全て死滅している。いつまでも死者の行いを呪い・憎しみ、それを何の責任もない現代日本人に被せるのはやめてほしい。それよりも、これから未来に向けての、発展的かつ友好的な日韓関係を築いてゆくことが最重要事項なのではないだろうか。

 また反日の部分は差し引いて、タイムトラベル映画として観てもいまひとつだ。タイムパラドックも一切ないし、ラストのどんでん返しもなく、ストーリーも余り面白くない。タイムトラベルマニア以外には余りお奨め出来ないね。むしろ意味のないタイムスリップなどせず、現代の中で、北と南が協力して日米に立ち向うというような脚本のほうが面白かったかもしれない。

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