劇場版 ライバル伝説 光と影
★★★★
これは完全なドキュメンタリーあるが、ドラマチックに描いているため、まるでドラマを観ているようで、あっという間に時間が流れてしまった。
本作の中ではプロ野球の江川卓VS西本聖とマラソンの松野明美VS有森裕子の二組のライバル関係を描いている。ただ江川卓VS西本聖の場合は真のライバルだったが、松野明美VS有森裕子は、松野明美の一方的なジェラシーとしか感じられない。
なぜならば、江川と西本はお瓦いを意識しながら、それぞれが能力を高め合ってきたからである。一方、松野と有森は一緒に走ったこともなく、バルセロナ五輪日本代表選出で、松野が落選して有森が選出されたというだけなのだ。有森にしてみれば、何も悪いことをした訳でもなく、松野が勝手に嫉妬して有森を恨んだという構図に過ぎない。
それを証明したのが、ラストにかつてのライバル同士が、20年の時を隔てて再会するシーンである。男同士は過去のわだかまりもなく、二人とも本当に清々しい再会という感があり、思わず感動の涙を落してしまった。 ところが、女性のほうは、有森には仕方なく再会しているのだという雰囲気が漂い、松野は未だに過去の恨み節を引きずっているのがミエミエで、なんだか余りすっきりしなかったからね・・・。
これは男と女の感性の違いなのか、それともライバル関係として松野明美VS有森裕子を選択したのが間違いだったのだろうか。それにしても、おばさんになっても松野明美は可愛いよね。
最後に下記のバナーをクリックしてランキングを確認してくれると嬉しいな↓↓↓
↓ブログ村とクル天↓もついでにクリックお願いします(^^♪
| 固定リンク | 0
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ゴジラ-1.0(2023.11.28)
- ファイナル・スコア(2023.11.16)
- オルカ(2023.10.31)
- ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2023.10.22)
- エデンの東(2023.10.14)
コメント