海辺のカフカ
村上春樹の『海辺のカフカ』を3週間もかかってやっと読み終わり、充実感と虚脱感の双方を味わっています。現実離れした長編作品でしたが、クールでシリアスな少年田村カフカの旅と、ホットでほのぼの老人ナカタさんの旅がパラレルに描かれていて、それが最後にクロスしてゆくので楽しく読むことが出来ました。
また時間と空間を超越した『森の奥の不思議な世界』にも興味を持ちましたし、登場人物の全てが個性的に描かれているのもこの長編の魅力ですね。
『人は目的がなくとも、とにかく生きる義務がある』ということがテーマのようでしたが、あっけなく終わってしまったラストに、いささか食傷気味なことも確かであります。
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