修善寺温泉への小旅行
西伊豆に行くときに、この近くは何度も車で通っているのだが、修善寺温泉に宿泊するのは、多分はじめてだと思う。
今夜の宿は湯回廊『菊屋』という老舗旅館で、創業360年という伝統と歴史が息づく由緒ある宿泊処である。かの文豪夏目漱石も時々泊っていたという。また以前はここで、将棋や囲碁のタイトル戦も行われていたらしい。
温泉旅行と言えば、風呂と食事が目的であるが、風呂は内風呂と露天風呂をはじめ、無料で入れる貸切風呂が4つもある。そして、その名の通り池を挟んで、ぐるりとまわる迷路のような渡り廊下の所々に、これらの風呂が配置されているのだ。なんと風情のあることか。
また食事は伊豆の海と、天城の山中で採った素材を使った山海懐石料理がとても美味であった。これを個室の食事処でいただくのだから、とても贅肉な気分になってしまう。
そして部屋のほうは、二部屋をぶち抜いてリフォームし、居間とべッドのある寝室に分割されていて、トイレも二つ用意されているのである。
もちろん従業員のマナーもしっかりと教育されており、宿泊客への心遣いも全く文句がない。さらには趣きあるラウンジでは、コーヒーや牛乳が飲み放題であり、おまけに夜食のラーメンも無料と、至れり尽くせりのサービス体制に驚きを通り越して呆れてしまったくらいである。
さて宿のほうは、十分満足・堪能して、翌日は近くの修善寺にお参りしたあと、桂川沿いの散策コースを歩いてみた。このコースは、河原にあるどっこの湯という足湯、源頼家の墓、朱色の桂橋や楓橋、そして美しく落ちついた佇いの竹林の小怪と続く。途中に昔ながらの手作りべーカリーなどもあり、小1時間程度の優雅な散策を楽しむことが出来て嬉しかった。
そのあと、約30年ぶりに天城にある日本百名瀑の『浄蓮の滝』を訪れ、滝を見ながら名物わさびアイスを食べてみた。辛味と甘味がほどよくミックスされた珍味である。それにしても、30年前に訪れたときよりかなり混雑していたのは、やはり石川さゆリの『天城越え』のお蔭であろうか。
そして仕上げは、沼津に戻る途中にある『江間のいちご狩り』である。前回きたときには、かなり大粒のいちごが食ベられたのだが、今年は不作ということで、少し小粒だったのが残念であった。連休中だったこともあり、どこもかしこも道路が混雑しており、家に着いたのは日が暮れた午後6時頃。楽しかったけれど、ちょっと疲れたかな…。
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