戦火の馬 というより奇跡の馬だね
★★★★☆
マイケル・モーパーゴの原作をS・スピルバーグによって映画化された。背景は第ー次世界の英国。小作農の子アルバートと、愛馬ジョーイとのかけがえのない絆を描いたお話である。
序盤はよくある少年と小馬の愛情物語なのだが、戦争が始まり、運悪く嵐により作物が壊滅してしまった農家は、ジョーイを手放すしか生活を凌ぐ手段がなかった。
そしてここからジョーイの数奇な旅がはじまるのである。まず英国の騎馬隊、ドイツ軍、フランス農家、そしてまたドイツ軍と転々と持ち主が代わってゆくのだ。
さらに終盤は、まさに奇跡としか思えない生命力をジョーイが発揮して、さらにこれまた奇跡の巡り合いを果たすのである。その終盤はちょっとやり過ぎの感もあるが、敵も味方も超越したあの行動に、スピルバーグらしい心温まる人生観を感じた。
この映画は単なる愛馬物語ではない。ジョーイというたくましいサラブレットを通して、戦争とは何だったのか、人間の本質は戦うことではない。本当は敵も味方もなく、お瓦いが共通認識を持って理解し合うことなのだというメッセージが全編に漂っていた。
配役は主人公自体が新人であり、エミリー・ワトソン以外はほとんど無名の俳優なのであるが、物語の紡ぎ方が素晴らしいため、全く気にならなかった。そして大叙事的な超美麗映像と、流れるような音楽にもうっとりした。
また馬のジョーイは、何頭もの馬と多分CGを巧みに組み合わせているのだが、全く不自然さを感じない。これもスピルバーグの新骨頂発揮といったところである。
そして『シェーン』を思わせる感動のラストシーンも、スピルバーグのサービス精神の証なのであろうか。
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マイケル・モーパーゴの手による同名小説を巨匠スティーヴン・スピルバーグが映画化。第一次世界大戦を舞台に、一頭の馬と青年との友情、そしてその馬の辿る数奇な運命を描いた感動物語だ。主人公の少年を映画初出演となるジェレミー・アーヴァインが演じている。共演にエミリー・ワトソン 、デヴィッド・シューリス、 ベネディクト・カンバーバッチら演技派が揃う。... [続きを読む]
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戦火の中で生き抜いた馬と少年の交流を描く
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【=14 -0-】 今年はどうしたんやろう、我が家、ちっとも試写会が当たらない・・・アダッ(゚...゚;)Θミ。
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「戦火の馬」★★★☆
ジェレミー・アーヴィン、エミリー・ワトソン、
デヴィッド・シューリス、ベネディクト・カンバーバッチ出演
スティーヴン・スピルバーグ監督、
118分、2012年3月2日公開
2012,アメリカ,ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(原題:WAR HORSE )
人気ブログランキングへ">>→ ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい←
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受信: 2012年3月19日 (月) 16時32分
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『戦火の馬』を吉祥寺オデヲン座で見ました。
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受信: 2012年3月22日 (木) 21時56分
» 戦火の馬 WAR HORSE [映画の話でコーヒーブレイク]
「戦火の馬」見に行ってきました。
見に行こうかどうか、かなり迷いました。
というのも・・・、予告編を見て涙、うるうる。
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動物ものはアカーン。
古くはディズニーの「三匹、荒野をゆく」や
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受信: 2012年3月23日 (金) 00時27分
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WAR HORSE
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受信: 2012年3月26日 (月) 10時24分
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面白い映画には愛を捧げ、そうでない映画には鉄槌を下す
てるおとたくおの
ぶっちゃけシネトーク
●今日のちょい気になることシネ言
「やっぱり『はやぶさ』の映画を3本も作るこの無意味さ」
シネトーク105
『戦火の馬』
WAR HORSE... [続きを読む]
受信: 2012年3月29日 (木) 08時26分
» 【映画】戦火の馬 [映画鑑賞&洋ドラマ スマートフォン 気まぐれSEのヘタレ日記]
JUGEMテーマ:洋画nbsp;平日にも関わらず、友人に誘われた勢いを借りて見に行くことにしました!! 見たかったんですが、他の作品を優先しているケースが多いため今に至ります。 この作品はアカデミー賞にノミネートされた作品でスピルバーグ監督作品す^_^ この映画の主役はあくまで馬のジョーイ。 アルバート少年が育ててたのだが、戦争がはじまり、軍馬として売られてしまい、戦争に巻き込まれてあちこちと点々とすることになる。 アルバートはジョーイに会うために戦地におもむくのである。 こんな感じですね... [続きを読む]
受信: 2012年4月 5日 (木) 12時29分
» ■映画『戦火の馬』 [Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>]
スティーブン・スピルバーグ監督がまったく新しい視点から描いた戦争映画『戦火の馬』。
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超エンタメ路線の『タンタ... [続きを読む]
受信: 2012年4月22日 (日) 22時39分
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12-25.戦火の馬■原題:War Horse■製作国・年:アメリカ、2011年■上映時間:147分■字幕:戸田奈津子■観賞日:3月14日、TOHOシネマズ渋谷(渋谷)□監督・製作:スティーヴン・スピルバーグ◆エミリー・ワトソン(ローズ・ナラコット)◆デヴィッド・シューリス(ラ...... [続きを読む]
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スティーヴン・スピルバーグ監督作品だし予告編もすばらしい。期待に胸をふくらませますが、それだけでなく試写会で見た人みんなが感動している。ただ期待しすぎると裏切られるのも常。期待しつつ期待を押さえるのが苦労した作品、戦火の馬の記事です。... [続きを読む]
受信: 2012年6月18日 (月) 02時50分
» 戦火の馬 [いやいやえん]
動物ものってそれだけでお涙頂戴だからな〜どうしようかな…と思いつつ借りてみた本作。
冒頭の朝日の昇る田園の美しい事。戦火に巻き込まれた馬ジョーイは軍用として徴収され、第一次世界大戦の戦場を点々とする。持ち主の小作人の息子アルバートもやがて徴兵され、果たして愛馬との再会は果たせるのか…?というドラマ。
馬たちに拍手をしてあげたい。馬たちの自然で繊細な演技力には脱帽、素晴らしかった〜。大迫力の戦争の最中を疾走する勇姿、その躍動感がまさに戦火の馬、素晴らしく良くできていると感じました。とくに、... [続きを読む]
受信: 2012年7月28日 (土) 10時24分
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