赤ずきん
★★★☆
グリム童話の「赤ずきん」が成長して美しい娘になったあと、彼女をめぐる三角関係と満月の夜に起こる狼人間の殺人事件を描いたファンタジー・サスペンスホラーである。この物語の主眼は、一体狼人間は誰なのかという犯人探しと、果たして赤ずきんちゃんは、どちらの男と結ばれるのかというロマンスであろう。
狼人間の正体については、前半にそのヒントが描かれているにも拘らず、最後まで誤解させるような騙し方は見事であった。また赤ずきんちゃんとおばあちゃんとの関係、ラストに狼人間のお腹に石を詰めて川の中に沈めた意味などを、上手にストーリングしていたことも賞賛したい。またファンタジックで美しい映像と雰囲気も良かったと思う。
だが何かが足りないのである。上映時間が100分というのも、その原因かもしれない。たぶんかなり編集され過ぎていて、童話の持つゆったりとした雰囲気とか、お話の盛り上がりに欠けていたことなどが原因かもしれない。主演のアマンダ・サイフリッドがなかなか可愛いし、いい雰囲気を醸し出していただけにちょっと残念である。だが決してつまらない映画ではなく、そこそこ楽しめる映画であることも間違いないであろう。
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