モンスターズ/地球外生命体
★★★
舞台はメキシコ。なぜかこの地域に、宇宙から漂流して増殖を繰り返すクリチャーが閉じ込められているという設定。
ストーリーは、この地域で怪我をして留まっている社長の娘を、戦場カメラマンが探し出して、米国まで送り届けるというロードムービーである。
なにせ製作費が130万円という信じられない超低予算なのだ。これではスタッフ達の報酬も出ないだろう。全てがボランティアでなくては無理というものだ。
従って、クリチャーの造形に期待出来るはずはない。思った通りクリチャーは、大ダコの足だけだった。しかしクリチャーの登場は暗闇の中だけに限定し、全搬的にチープさを見せないカメラワークと、巧みな編集作業は見事だと言いたい。
だから製作費130万円でも、これだけのものが創れるのだよという意味では大成功と言えよう。しかしながら、ほとんどストーリーも無く、この作品を通して一体何を言いたいのかも理解し難い。またラストシーンでの、クリチャー同士の交尾は、どう解釈すればいいのだろうか。またラストに急に親しくなった主人公二人の心の動きも、ほとんど描き切っていないところが弱いね。
とにかくこの作品をSFとかパニックものと期待して観てはいけない。どちらかといえば、クリチャーよりも人間の盗人のほうが怖かったくらいである。そしてカメラマンの頓馬加減に腹が立ったな。
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