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2012年1月 7日 (土)

最後の恋,初めての恋

★★★★

 渡部篤郎主演の日中合作映画で、中国語のタイトルは『最后的愛・最初的愛』であります。
 舞台の殆どは上海でのロケのようでした。上海は近代的な高層ビルと、古い街並と、ゆったりとした美しい自然のコントラストが、魔可不思議な都市ですね。
 裏切りと事故で恋人と親友を一度に失ない、傷心のまま上海支社に転勤となった主人公は、着任早々ホテルの部屋で自殺を計ります。
 ところがロビーに置き忘れたコートを届けにきた女性クロークに、危機一発のところを救出されるはめに・・・

Lastlave
 一命を取りとめた主人公ですが、その後もイジイジとスネまくり、大事な顧客にまで悪態をつく始末。この辺りまでは主人公の暗く後向きな生き方に、イライラしながらスクリーンを観る事になります。
 その後中国語の講師であるリンという明るい少女と出逢うころから主人公も少しずつ明かるさをとり戻し始め、ストーリーの中にだんだんと引き込まれてゆくはずです。
 さらに偶然が重なって、リンの家で命を助けてもらった女性クロークに出逢うのですが、何と彼女はリンの姉であるミンなのでした。

 圧縮された時間の中で、清楚なミンの永遠の愛と、片言の日本語で主人公を慕うリンのけなげな愛、そして全てを承知した父親の広い愛に劇場は涙で包まれてゆきました。
 ただこの映画のタイトルではありませんが、『最初の出逢い』と『最後の別れ』のシーンは今一つ納得出来ないかもしれません。

 着任の日に自殺をするくらいなら、何ものこのこと上海迄来ないで、日本で自殺すれば・・・ということ。また写真のシーンにこだわり過ぎて、ちょっとラストの盛り上がりを省略し過ぎたのも気に入りません。
 本来なら、日本で傷ついた三角関係のゆがみを、上海での三角関係で修復するという皮肉な展開の中で、奇蹟的で感動的なラストシーンに創りあげることも出来たはずです。
 そうした重大な問題点もありましたが、全体的にメルへンチックで楽しめる作品だったと思います。そしてエンディングクレジットでの『小田和正』の音楽がとても素晴らしかったですね。

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コメント

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

投稿: 株は初めて | 2012年2月 4日 (土) 12時08分

株は初めてさんへ

コメントありがとうございます。あなたのブログへもお邪魔しましたよ。時々遊びに来てください。

投稿: ケント | 2012年2月 6日 (月) 12時22分

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