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2012年1月21日 (土)

魚と寝る女

★★★★

 人里離れた湖に点在する浮小屋を管理する若い女が主人公です。彼女はボートで岸から浮小屋まで客を運ぶことと、客に釣り餌やコーヒーを売ったり、時々は自らの体も売ることが主な仕事でした。物語は都会で殺人を犯して逃亡して来た男を、黄色の浮小屋迄案内するシーンからスタートします。その後この男が自殺を計り、女がそれを救うところから、2人の間に奇妙な愛情が芽生え始めるのです。

Sakanato

 ここまで話すと普通のラブストーリーのようですが、この映画はその範疇を逸脱した気味の悪い作品でした。女は最後迄一言もしゃべらず、終始不快な顔つきをしている。水上トイレの蓋を開けて、男のセックスを恨めしそうに覗く姿は、この世のものとは思えない程、おぞましい恐ろしい顔付でした。

 また釣り針を喉に入れて自殺を計ったり、女性器に入れて引っ張ったりと、残酷なシーンがいくつか登場するので、気の弱い人には薦められません。ただグロテスクな描写が続く中でも、風景の映像だけは不思議なくらい美しくファンタスティックでした。

 静かな湖と管理人小屋と水面に点在する浮小屋だけが舞台で極端に会話の少ない映画ですが、何故かとても気になる作品で、最後まで退屈せずに観ることが出来ました。またラストの哲学的なイメージシーンにも、さすが韓国映画の鬼才『キム・キドク』と、思わず唸ってしまいました。

 いずれにしても、かなり好き嫌いの分れる映画だと思います。とくに女性には受け入れ難い作風かもしれませんね。

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