アイズ・ワイド・シャット
★★★
『2001年宇宙の旅』『時計仕掛のオレンジ』『シャィニング』のスタンリー・キューブリック監督の遺作ということで期待していたのですが、黒沢明監督同様、初期の大胆さは影を潜めて、小さくまとまったつまらない作品に落ち着いていました。
この作品では夫婦間の性の問題という日常的なテーマを実際の夫婦である(現在は離婚)トム・クルーズとニコール・キッドマンが演じています。
ふと妻が「あの男性になら、全てを捨ててもSEXしたい」と漏らした言葉に嫉妬した夫が夜の街を彷徨い、乱交パーティーにまで参加して、自分自身のこころに開いた穴を埋めようとするのですが・・・・
結局は想像と見学だけで何も起こらないのです。R18指定ではありますが、陰毛がはっきりと写っていたくらいで、それ程過激なシーンはありませんでした。
唯一想像の中で他人とSEXをするニコール・キッドマンだけが艶めかしく、ドキドキさせてくれた。その他大勢の女性達が束になってもニコール1人の『艶技』にかなわないのでしょうか。。。
またピアノの旋律が所々で効果的に弾かれていましたが、時々眠気を払ってくれたので効果的でありました。
いずれにしても淡々とした展開で、2時間半もかかってしまいましたが、もう少しテンポを早くして2時間以内にまとめて欲しかったいます。
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コメント
kenjiさんへ
ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
投稿: ケント | 2011年12月18日 (日) 16時25分
いつも見ています!
投稿: kenji | 2011年12月18日 (日) 09時20分