ショート・カッツ
★★★☆
害虫駆除のために、へリコプターで、市街地に農薬を散布しはじめるという、よく意味の分からないオープニングがいやに長く続く。これは一体何を意味しているのか、最後までよく理解出来なかったが、街の人々が狂気に陥ってゆくというメタファーなのだろうか。
この作品は、レイモンド・カーヴァーの短編をいくつか繋ぎ合わせ、10組の家族の日常に潜む非日常を描いた群像劇だという。それにしても凄い豪華キャストである。
まず私の大好きなアンディー・マクダウェルにブルース・ディヴィソン、ジャック・レモン、ジュリアン・ムーア、ロバート・ダウニー・Jr、ティム・ロビンスなどなど、主役級の俳優がズラリ。
一番印象に残ったのは、なんとあのジュリアン・ムーアが、延々3~4分間に亘って、下半身丸だし状態で夫と口論するのだ。赤毛の薄いアンダーへアーがまぶしかったな。それにしても、この映画ではアンダーへアー丸出しの女優が、ほかに3人もいたんだ。
そして登場女優の半分は、ヌードを披露しているのである。そのほとんどが、セックスシーンではないところが、エロ映画ではない証拠であり、監督の良心なのだろうか。
また男達のほとんどが、いかれているのは、何を意味しているのか。ことに水中の死体をほったらかして、釣りを続けるおじさん達には、ちょっとついていけなかったね。
しかしそれにしても、189分という、3時間を超える上映時間は長過ぎるよ。これでは『ショート・カッツ』ではなく、『ロング・カッツ』だよね。映画はせめて2時間以内でまとめて欲しいものである。
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