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2011年10月 8日 (土)

韓国4日間の旅

 まだ10月に入ったばかりだというのに、ソウルの朝は寒くて堪らない。ジャンパーをしっかりと着込んでいても、思わず襟元をギュッと締めてしまう。ところが太陽が頭上に輝くころには温度が10度も上昇し、今度は暑くてジャンパーを脱がざるを得ないのである。

 さてさて案の定、安いツアーの定番ともいえる、お土産屋巡りがぎっしり。ブランド品の免税店、コスメ店、宝石店、韓国海苔の店、キムチの店と続いて、おじさんにはかなり辛い時間だった。だが商魂たくましく上手に日本語を操る添乗員と、お土産屋のおばさん連中には脱帽せざるを得ないね。おじさん殺すにゃ刃物はいらん、免税店巡りをすればよい~なんてね。

 このようにツアーの半分はお土産屋巡りだが、あとの半分はほとんどが朝鮮王朝時代の遺跡巡りだった。万里の長城を思わせる『水原華城』

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 朝鮮時代の王と王妃の神主を祀って祭祀を行う、神聖なる祠堂である『宗朝

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 王朝の格式と規模を備えながらも自然と調和する美しい宮殿である『昌徳宮

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 広大な敷地を有し、王族たちの権威を誇る古墳である朝鮮王陵『宣陵・靖陵』などの世界遺産である。

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 韓国映画に出てくるような壮大な建造物や緑色の美しいきらびやかな建物などには、きっと誰しもが目を奪われることだろう。まだ観ていない『チャングムの誓い』を、この際是非観てみたいという気分が高まり、ついでに韓国の歴史も勉強したくなってしまった。

 さてと、ツアーに組み込まれている食事は余り期待していなかったのだが、2度の朝食を除けば、まあまあといったところだった。ただ中国出張のときにも感じたのだが、少なくとも日本で馴染みの料理については、本場より日本で食べるほうが、旨いものに巡り合える可能性が高いことを再確認した。

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 これは外国人より日本人のほうが味について繊細であり、外国料理を日本人の口に合うようにアレンジしていること、また日本なら、じっくり美味しい店の情報を得られること、などに起因しているのだろう。
 それにしても韓国では、どんな料理を食べても、必ずキムチが添えられている。まさに韓国を代表する国民食であることは間違いないだろう。また韓国のキムチは、極辛のもの、やや甘いもの、ちょっとすっぱいものと、店によってかなり味が異なっているところが印象的だった。まあこれも日本人には、日本のもののほうが口に合うかもしれない。
 それでフリータイムに、日本ではなかなか食べられないものを食べようと、昼食は地下鉄に乗って『サムゲタン』の有名な店に行ってみた。このサムゲタンとは、鶏一羽まるごと煮込んで内臓をとり出し、そこにモチ米を詰めて煮込み、それを熱いスープの中に浮べたものである。

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 これが実にあっさりしているというか、全く味がしないのだ。どちらかといえば、高麗人参が入っているため、まるで漢方薬のような香りがする。あとで分かったのだが、本当はこれに塩やからしを、自分好みの量だけ加えるらしい。ちょっと迂闊だったな。

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 そしてタ食は明洞に戻って、冷麺専門店で冷麺と蒸餃子を食べることにした。ここの冷麺は白いスープが入ったものと、キムチのタレでまぶした真っ赤なものがある。どちらもそうめんのように細いのだが、結構こしがあって歯応え十分。そしてどちらの冷麺も、なかなか繊細で奥の深い味がするじゃないか。日本で食べ慣れているゴム冷麺とは全く別ものなのである。思わず日本にあるラーメン老舗店を思い浮べてしまう。結局この冷麺が、今回の旅行中では、一番美味しい食事となってしまった。

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 夜の明洞はまるで新宿や池袋のように活気がある。そしてコスメ店の客引きが半端じゃない。それもほとんど日本語である。きっと日本人観光客が多いのだろう。
 さて夜の8時が近づいてきたので、予約を入れておいた『NANTA劇場』に向かった。このNANTAとは、漢字で書くと「乱打」であり、読んで字のごとく乱打しまくるのである。つまり韓国伝統リズム「サムルノリ」をべースに、コックたちがキッチンでドタバタ劇を演じ、包丁・鍋・フライパン・野菜などを叩きまくるのだ。なんとなく日本の太鼓演奏を彷彿させられた。

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 台詞がないので老若男女・国籍を問わずに誰でも楽しめるところが素晴らしい。また客席も巻き込んだパフォーマンスもなかなか面白いのだ。いま韓国で大ヒット中のコミカル・ミュージック・パフォーマンスである。

 生まれて初めてカジノにも行ったのだが、「ブラックジャック」も「バカラ」も「3カードポーカー」もルールがよく分からない。それで一番シンプルな「ルーレット」の前に座った。ルーレットにも、いろいろな賭け方があるが、単純に「黒」か「赤」だけに書けることにした。まさに丁半バクチと同じである。まず「黒」にミニマムべットの2,500ウォンを張ってみた。「当たり~」。そして倍になったチップの5,000ウォンをまた「黒」に張り込んだ。またまた「当たり~」。

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 そのあとも、またそのあとも連続して全てのチップを「黒」にかけて全て当たり続けてしまったのである。次に勝てばチップは80,000ウォンに膨れ上がる。ここらで辞めようか?今度も黒で良いのだろうか?欲が出て迷いを産んだようだ・・・。結局それが致命傷となり、ここで運が尽きてしまったのである。

 さて海外に行っていつも困るのは、ウォッシュレットが普及していないことだ。もちろん韓国でも、ウォッシュレットは超高級ホテルのスイートにしか付いていないようである。また小さなお店や公衆トイレでは、いまだにトイレットペーパーを水に流さず、便器横に置いてある壷に捨てることになっている。このため臭くてたまらない公園があった。
 韓国ほど急発展している国に、なぜこのような不衛生な慣習が残っているのだろうか。色々な説があるようだが、結局は長い習慣が邪魔して、排水設備の改善に対するプライオリティーが余り高くないのかもしれない。

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 あっという間の4日間であったが、韓国では、経済・レジャー・美容・健康などが、同じ輪の中に共存し、国中がパワーとアイデアに満ち溢れている、ということを発見した。このままでは、日本はあっという間に追い抜かれてしまうかもしれない。日本人もただ漫然と観光をし、やみくもに金を落としてくるだけではなく、この韓国パワーを見習う必要があるのではないだろうか。

 ただ悲しいことに韓国には北朝鮮というアキレス腱がある。いずれ北が崩壊したときには、北から大量の難民が押し寄せてくるだろう。そのときにも、全韓国民たちが、その不幸を悠々と乗り越えるパワーを持ち続けているかどうかは不明だからである。

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