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2011年9月24日 (土)

佐渡紀行

 海は荒海~向うは佐渡よ~
 行こう行こうと思いながら、伸び伸びにしていた佐渡へやっと来ることが出来た。寺泊港は静かで淋しい雰囲気が漂う。一日2便の連絡船だが、ツアー用に臨時の貸切便が運行されている。佐渡の赤泊港まで、高速ジェット船でわずか65分で到着してしまった。

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 赤泊から観光バスに乗って、佐渡金山に着いたのは午後4時過ぎ。金山の坑道を歩いて行くと、ところどころで等身大の動く人形が当時の作業風景を演出している。

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 坑道を出ると資料館に繋がっており、ここでは当時の金精製所などの模型と小さな人形が展示されている。そしてガラス容器の中には約15Kgの金塊がおいてある。この容器には小さな丸い穴が開いており、そこから手を入れて金塊を外へ出すことが出来た人には、賞品が与えられるという。

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 金山を出ると、次は尖閣湾のクルージングである。ここはノルウェイのハルダンゲル湾のゴシック風景に勝るとも劣らないところから尖閣湾と名付けられたという。確かに多くの奇岩が立ち並び、神秘的で雄大な景観はなかなか見事なものである。佐渡最大の観光スポットといえよう。

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 これで第1日目の観光は終了。急いで両津・加茂湖沿いにたたずむ「佐渡グランドホテル」に向かい、7時少し前に到着した。このあと休む間もなく大広間へ向かい、タ食を食べながら「佐渡おけさショー」を観ることになった。海の幸たっぷりの食事は満足。佐渡おけさも情緒があって良かったが、なにせ古い建物と風呂が小さいのがウィークポイントかもしれない。

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 さて翌日がまたまた強行軍。6時半に朝食をとり、7時半までにはバスに乗り込まなくてはならないのだ。そしてそのあとの日程もギュウギュウ詰めであった。
 まず酒歳へ行き試飲とお土産コース。ただ全国新酒鑑評会で金堂受賞、佐渡の高級酒である「万穗」だけは試飲出来ないのが残念だった。

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 次に行った佐渡歴史伝説館では、順徳上皇、日蓮上人、世阿弥などのハイテクロボットが展示されており、ことに後向きになったときに能面を被る世阿弥のロボットは、一体7000万円もしたという。またこの資料館の土産店の中では、あのジェンキンスさんが働いており、「太鼓番せんべい」を買った人と写真をとってくれるのだ。それにしても、彼はだいぶ太ったなあ。

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 台風が近付いており、だいぶ雨が激しくなってきたのだが、最後に佐渡名物「たらい船」に乗ることになった。雨のため、船頭のお姉さん達は、ビニールのカッパを着ていたため、ちょっと風情が欠けてしまったが、十分佐渡を感じることは出来た。このたらい船の操縦はなかなか難しく、素人が漕ぐとなかなか前へ進まない。お姉さん方はどの程度訓練したのか聞いたら、わずか2週間だという話であった。

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 早めの昼食を食べて、赤泊港から再び寺泊港へと帰路に向かい、寺泊の魚市場で買い物をした後、バスは東京方面へ走リ出した。ほとんどの時間がバスの車中で、かなり疲れてしまったが、最初で最後の旅になるであろう佐渡を十分堪能することが出来たと思う。

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